光軸調整の先生を尋ね、家族で和歌山まで行って来ました。
和歌山県へ足を踏み入れたのは、これが人生で初めての経験となります。

先生のご自宅は立派な邸宅で、機材談義で皆が寄り合って過ごすには最適の雰囲気でした。
天文同好会の集会をこちらで行うことも多いようで、なるほどそれも頷けます。

部屋に案内されると、ご無沙汰であったふぶぶさんがすでに先客で来られていまして久々に3人で天文談義に花を咲かせました。ふぶぶさんにもPC関連でいくつか教えて頂きたい事項があり、それを今回直接聞くことが出来とても勉強になりました。リモートデスクトップ化の件等ですが、これら早速実践してみたいものです。ありがとうございました。

さて、光軸調整ですが、僕が先生であるsyoshi-さんに教わりたかったのは…

「スパイダーのビミョーな直線出し・直行出しを、どのように行っているのか?」

という点でした。
これは光軸調整やっている者としては泥沼の一種で、定量化・再現化・効果確認、その全てが難しくなかなかこれという解決案を見つけることが出来ずに今日まできました。その辺りを実際に会って教えてもらうことで習得したかったというわけです。

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さっそくスパイダーのついた黒いトップリングをまるごと取り外し、それを裏から糸張り確認で直線確認をしました。

今回の変化点は、これらスパイダーの位置調整と黒トップリング取り付け時の微妙な傾斜調整、そして接眼台座の傾き調整(0.5mmプラ板使用:前回のアルミ板の上に増設←備忘録です)、センタリングチューブのテグスのボンド付け、等です。あとsyosi-さん、他に何かありましたっけ。

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斜鏡ステージをマスクし中心点を得るための厚紙も作製させて頂きました。


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そして、それらの準備をした上で光軸調整します。
我々つまり先生とわたくしの作業は、まだ明るい昼下がりから行われ、


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気づいたら夜遅くまでやっていました(笑
まるで広葉樹林の樹液に群がるカブトムシやミツバチのようです。

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外を見ても本格的な夜であり、ホッホーとふくろうの声すら聞こえてきそうでした。
「夜は若く、彼も若かったが、夜の空気は甘いのに、彼の気分は苦かった。」
…ウィリアム・アイリッシュの有名な冒頭の一文が浮かび上がります。
昼間の状態から大きな変化はなく、逆に先生を無理に望遠鏡から引き離そうとすればカナブンばりの力で払い除けられそうでした。さすがにふぶぶさんも終了2時間前に帰ってしまいました。
(夜遅くなってすみません!)


あと、syoshi-さんが数千円で自作したという冷却デジカメも拝見させて頂きました。
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え、たった数千円でデジカメの冷却改造って出来るものなんですか?
凄くしっかり作ってあり、驚きです。

光軸調整終了後、夕飯をご馳走になったり、おみやげを頂いたりで嫁さんや子供含め大変喜んでいました。syoshi-さん一家の温かさ・お人柄の良さが伺えます。
おかげで四国行きに向けての撮影基礎体力が、またワンポイントアップしたかのようです。
本当にありがとうございます。次回は例会にお邪魔させて下さい。