僕は道具の使い方が荒い。

なので、せっかく売り側が丁寧にメンテナンスしてくれた赤道儀もギア表面が砂粒まみれになって
ここ数ヶ月おかしなガイドをしていたことが判明しました。

ずっとこの対処で悩んでいたのですが、はじめは赤道儀のせいではなくPCのせいかと思いました。
けど、それが僕の日頃の赤道儀のメンテの悪さが原因だと分かり、ようやく調整に踏み切りました。

<クリック拡大>

イメージ 1


こちらがウォーム軸・ホイール間調整後のガイドグラフです。
ウォームギア自体のグリスに付着した砂粒ホコリも歯ブラシで除去して安定ガイドが得られました。


最近の僕の作品の星像の乱れは、このガイド不具合が6割、光軸調整が2割、接眼部の固定関係が2割
という複合要因だったことがようやく分かってきました。

真実の要因というのは得がたく、大抵のケースでは1つに特定されない複合的なものが多いです。
ドラマみたいにこの人だ、と断言出来れば一番気持ち良いものですが、そういう快楽にはめったに
巡り合えないものです。
一つ一つの要因をつぶしていきながら、じわじわ改善されて、気づいたらいつのまにグレードアップ
してた…というような、風邪の後に引きずるセキの治癒に近いものがあります。



というわけで、ベランダで撮影してみました。

光害地1分露光のピクセル等倍画像です。(クリックで拡大)
イメージ 2


スパイダーの取り付け(傾き方向)と締めつけが強かったせいで1等星の光条が分離しています。
この調整はさほど難しくないので、次回までには改善したいと思います。

あと、光軸の調整や以前松本@鳥取さんが仰ってた主鏡の圧迫問題をもう少し定量再現化出来るように
工夫しようと思います。

まだもうちょっとやるべきことが残っていますが、まぁそれでも前回に比べれば少し復活してきました。
以前撮影したアンドロメダ以上に細部が分解した星雲や毛細血管を撮影してみたいです。
前回記事にしたスケアリング問題、あれはまだ次のステップですね。まだちょっと早いです。