久々に画像処理のネタでも…。

この前のすばるですが、オリジナル素材画像を公開します。(ピクセル等倍)

ttp://www.geocities.jp/yottyan_cryyagi/m45_180ED.jpg
(頭にhをつけて下さい。)

実はこの画像、昨夜ガイドミスしたと言いましたが、この画像はそれをごまかしています。
そんなインチキ手法を簡単に説明しましょう。


まず、元画像レイヤーを複製し明るさの最小値フィルタなどで元画像との差をとります。
選択範囲を読み込んだら、ホワイトの塗りを4回ぐらいかまします。
以後、レベル補正で階調を整えるだけで、このような微光星を含んだ星像分離が出来ます。

クリックで拡大して下さい。
イメージ 1

見事に星像のみが分離されているのが分かりますか?

作成したマスクから選択範囲をおこして、拡張するわけですね。
イメージ 2


この選択範囲をコピーレイヤーとして、上層に複製します。

そして、比較(暗)合成ですね。
この場合では、複製レイヤーを右下に1ピクセルずつズラしています。
あらかじめ画像解像度を水増しさせておけば、より真円に近づきます。
クアッドコアを積んだPCがいるでしょう。

イメージ 3



さて、効果確認です。

ガイド流れした星像の改善効果をご覧下さい。
純粋にマスクで星のみを選択し円形矯正しているので、
間違っても星雲が比較(暗)合成されることはありません。

矢印の方向に流れていた星像が、概ね円形に近づいたことが分かるでしょう。
イメージ 4


まぁこんな感じでM45を仕上げたわけですが、実際こんなことやっていてはNGだと思うんです。
やっぱり処理に頼らない自然な解像を撮影段階で求めることが、もっともディテールが出せますね。
星像はともかく、ガイドエラーによって失われた星雲の解像感は、絶対に戻ってきません。

そんなことを肝に銘じつつ、次回の撮影にのぞみます。

皆さん、次こそは頑張りましょうね。