まずは、この画像をご覧下さい。


ちょっと画像がはみ出ていますが、クリックして実寸表示してみて下さい。

微細ピクセルKissDXによる2枚モザイク、1905万画素のIC1396です。
星雲処理はあまり自信がないですが、星に着目して下さい。
このぐらいピクセルサイズが細かいと、
微光星と中間輝星、そして輝星の粒の違いがとても幅広く表現出来るようになります。
これが私が思う、画素数向上による天体写真の表現幅の差です。

このIC1396はわざわざ2枚をモザイクしていますが、近々これが1ショットで撮影出来る
時代が到来しようとしています。
私は今から、大いにそれを期待しています。

ここで私の個人的な見解を書きます。
このぐらいの焦点距離であれば、将来2000万画素以上のフルサイズカラーCCDの出現によって、
現状あるモノクロ1000万画素クラスのCCDの解像感優位性はほぼ一掃されるのではないか、
と感じています。
この話をすると、必ずモノクロチップと比較した際のカラーチップがどうこうという理屈が飛び交う
のですが、過去に多くの冷却CCDによるプリントを比較して私はそのように感じます。

DIGICなど、デジカメは色々な処理エンジンを搭載しており巧みな処理をします。
すでにキャノンからは1Dsmk3という機種が存在しますし、もうそう遠い将来ではないはず…。
デジカメの未来は明るいですね。

このブログで何度も取り上げてきたのですが、モノクロ・カラー問わず、フルサイズで1000万画素
クラスのCCDは最近のシャープな光学系の解像度を持て余しているような気がします。
勘違いないように…私はフルサイズ1000万画素カメラを否定しているのではないのです。
つまり将来、我々を驚かせるようなカメラがまだまだ出てくるんだ、という夢を語っているわけです。

イプシロンやFSQ光学系が本来持つ性能…これらは究極の意味でまだ発揮されていないと思います。
つまり、カメラの性能が望遠鏡に追いついてないということですね。

2000万画素オーバーのデジタル一眼レフが近々発表される…。

これで安住の地を得たと思いきや、しかし今度はどうでしょう。
冷却CCDメーカーより2000万画素以上のモノクロチップを搭載したカメラが100~200万円
で発売されるようになるでしょう。これが出たら、本当の意味で究極なんでしょうね。

2400万画素、フルサイズデジタル一眼レフカメラを30~40万円で買うのか。

2400万画素、フルサイズモノクロ冷却CCDカメラを150万円で買うのか。

どちらの方向で行くのか、机上では大いに悩みます。
しかし現実、カメラに100万円も出すなんて私の生活レベルでは考えられません。

このIC1396ぐらいの解像度が、1ショットで撮れるなら…
私は30万円のデジカメで十分幸せだと思います。
皆さんはどうですか?