人類初で恐縮ですが、こんな実験をしてみました。


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デジカメと冷却CCDの階調差を確かめるために、銀一のグレーカード(A4)を同一条件で撮影し比較したのです。(上写真に写っているのはマクベスチャート。ノートPC左の脇にあるグレーカードです。)グレーカードは色関係を扱う見本だけあって、濃度などが均一に作られていますが、その微妙な色ムラをどれだけ強調であぶり出しその際の処理結果を見ようというのが、本目的です。
ちょうど、宇宙背景の微妙な淡い部分を描出しようとする行為に似ていますね。

今まで、16ビットは良いですよ、という方はいくらでもいましたが、それを目で見て分かるようにデジカメとの比較例を示した人はいませんでした。今回はそれを示してみようというわけです。

<グレーカードの撮影データ(デジカメ?冷却CCD共通)>
タムロン90mmマクロレンズ
絞りF8
露出5秒
デジカメはISO100です。


グレーカードを撮影し、まずは簡易強調します。(本当はもっと均一なグレーカードです。)
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この段階では両者の差は見えてきませんね。







上記画面の左端一部をレベル強調でぐっと切り詰めてみます。
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最低でも4~8枚以上のコンポジットがないと右に近づかないようなイメージです。
実際にコンポジットしようと思いましたが、今日は早く寝たかったのでまずは単枚比較ということで。






こちらはいかがでしょうか。
さらにレベル強調しています。
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クリックで拡大してご覧下さい。
ナビゲーターに示した通り、画面右端の減光部の切り出しです。
シャープネスのかかり具合もありますので、注意が必要です。
ただ、黒や白のゴミ比較では、いずれもシャープネス状態が同様なので何とも言えません。
やはり16ビットというのは、それだけでアドバンテージなのでしょうか?

いや、多分何かの間違いでしょう。
私の冷却KissDXはデジタルカメラを代表するスーパー天体カメラ。
プロフェッショナルカメラとはいえ、最新デジがこんなあっけなくやられるわけはないのです。
次回、もうちょっと突っ込んで検証してみます。


でも見方によれば…、両者そんなに変わらんと言えばその通りかもしれませんね。
実験方法を色々試してみたいです。

まぁ、どちらにしても素晴らしい作品を得るための能力を十分秘めていることだけは確かですよね。