結論から言おう。
| 1Dsmk3同等のセンサーを持つカメラが冷却化できれば…私が現状天体カメラに要求するクオリティはほぼ完全に満たされる。 |
マニアックに言うと…、
最低でも7ミクロン、欲を言えば5~6ミクロンの微小ピクセルサイズを有し読み出し回路の最適化されたフルサイズ低ノイズセンサー(CMOSなど)があれば、当面他にもう何もいらない。
(注:今記事は、私が今後STL11KCMを使っていくことはさておきの理想を語っています。)
CCDの原理等…この辺りの理屈に弱い私は、どうしても撮影経験で得られた画像を元にした推測しか語ることが出来ないのですが、ズバリ言うと…、
8.2ミクロンのピクセルを持つ5D(1280万画素)では、EF200mm等、焦点の短いレンズを用いて広角域を撮影した際、どうしても星に奥行き感のないコンピューターグラフィック的な画一化された点像の広がりがあり、それをデジタル臭さとして懸念していた。
あのレンズと5Dを用い、モザイク合成でいくつかの作品をこちらでも発表しました。
(一角獣ばら付近、M8&M20付近、オリオンのバーナードループ、カシオペアHχ付近、アンタレス付近)
しかし悲しいことに、当ブログトップページの作品群のエントリー対象からこれら全てを外していることから分かるように、正直私はこれらの作品群を美しいとは感じていません。
理由は、そういったデジタル分野の広角域における星像表現がいまだに銀塩のそれに及ばないという主観から来ています。
(一角獣ばら付近、M8&M20付近、オリオンのバーナードループ、カシオペアHχ付近、アンタレス付近)
しかし悲しいことに、当ブログトップページの作品群のエントリー対象からこれら全てを外していることから分かるように、正直私はこれらの作品群を美しいとは感じていません。
理由は、そういったデジタル分野の広角域における星像表現がいまだに銀塩のそれに及ばないという主観から来ています。
| しかし、一度だけKissDXノーマルを使い、すばるをEF200mm開放で撮影したことがあります。 |
絞り開放によって絞り羽根の光条影響もなく、また微光星と輝星の大小めりはりからくる奥行き感といい、銀塩フィルムスキャンの等倍描写イメージにほぼひけを取らぬ映像を体験しました。
微細ピクセルがもたらす星像表現の差を実感した次第です。
ちなみに私は解像度のことを言っているのではありません。
デジタルの空間分解能はすでにフィルムのそれを凌駕していることは周知の事実です。
しかし、天体写真の広角分野について言えば…デジタルの表現力はいまだ銀塩のそれに及んでいないと言うのが私の持論でした。5.7ミクロンのKissDXを試すまでは…。
デジタルの空間分解能はすでにフィルムのそれを凌駕していることは周知の事実です。
しかし、天体写真の広角分野について言えば…デジタルの表現力はいまだ銀塩のそれに及んでいないと言うのが私の持論でした。5.7ミクロンのKissDXを試すまでは…。
私には、こんなイメージがあります。
フルサイズ8.5ミクロンの5D…
フルサイズ8.5ミクロンの5D…

ピクセルが大きなバケツとなっています。
大きなバケツにめがけて、水をホースで噴射したとします。
上の図は、その噴射のごく一瞬をとらえたものです。
実際の天体写真では長時間露光となるため、水しぶきが溢れ1ピクセルなどには収まりません。
あくまでイメージです。
大きなバケツにめがけて、水をホースで噴射したとします。
上の図は、その噴射のごく一瞬をとらえたものです。
実際の天体写真では長時間露光となるため、水しぶきが溢れ1ピクセルなどには収まりません。
あくまでイメージです。
焦点距離が短くなればなるほど星像はシャープになり、上記例のシチュエーションのようにせっかくの極小微光星の水滴がピクセルというバケツで大きく拡散され、同時に画一化されてしまっているように思えて仕方がないのです。
今月号(3月号)星ナビの41ページ比較画像をご覧下さい。
私の主張がお分かりになるかと思います。
私の主張がお分かりになるかと思います。
強調をさほど必要としない星景分野ではまだ良いです。
しかし、星雲描出メインとなると話は別です。
ただでさえ、銀塩よりも白トビへ至る急激さがもたらすハイライト描写の不自然さ。
ましてや、強調処理した際この大ピクセルがもたらす星々のデジタル臭い画一感は自分の中でどうしても許すことが出来なかったのです。
グラフィックソフトを使って無数の点を星とし、擬似散布したのと変わらないではないか…と。
こう言う人もいる。
と。
しかし、我が冷却KissDXは5.8ミクロンの超微細ピクセル。
一体何の弊害があっただろう。
米国製センサーのノイズをこれと混同してはいないか。
上記の意見は、私が9年前NikonD1が発売された時から既に抱いていた定説。
新しい時代は、つねに過去の常識をくつがえす結果を我々に突きつけてくる。
CMOSが撮像デバイスとして品質的に不利だ、という常識はどこへやら…。
デジタル映像とはそもそも0と1で合わさった化け物。
その成長は日進月歩。どんどん巧みに我々の視覚を化かしていく。
長焦点分野はさておき、5ミクロン程度…何の躊躇もなくビシバシ刻んで行けば良いのだと思う。
しかし、星雲描出メインとなると話は別です。
ただでさえ、銀塩よりも白トビへ至る急激さがもたらすハイライト描写の不自然さ。
ましてや、強調処理した際この大ピクセルがもたらす星々のデジタル臭い画一感は自分の中でどうしても許すことが出来なかったのです。
グラフィックソフトを使って無数の点を星とし、擬似散布したのと変わらないではないか…と。
こう言う人もいる。
| 「ピクセルサイズが小さくなればなるほど、感度やノイズ面及びビット深度的(階調表現)には不利です。」 |
しかし、我が冷却KissDXは5.8ミクロンの超微細ピクセル。
一体何の弊害があっただろう。
米国製センサーのノイズをこれと混同してはいないか。
上記の意見は、私が9年前NikonD1が発売された時から既に抱いていた定説。
新しい時代は、つねに過去の常識をくつがえす結果を我々に突きつけてくる。
CMOSが撮像デバイスとして品質的に不利だ、という常識はどこへやら…。
デジタル映像とはそもそも0と1で合わさった化け物。
その成長は日進月歩。どんどん巧みに我々の視覚を化かしていく。
長焦点分野はさておき、5ミクロン程度…何の躊躇もなくビシバシ刻んで行けば良いのだと思う。
先日久々に2チャンネル掲示板を見た。
そこでは、人々がこぞって「理想の天体カメラは何か?」と語り合っていた。
礼儀良く熱い意見が交わされ大いに参考になった。
そこでは、人々がこぞって「理想の天体カメラは何か?」と語り合っていた。
礼儀良く熱い意見が交わされ大いに参考になった。
私の意見としてはこうです。
私は105SDPを所有しています。
時にはカメラレンズも使い、主に星雲撮影が好き。
キャノン等のフルサイズCMOSを、最低でも1800万画素…出来れば2000万画素以上刻み、それが冷却化がされた時…、真の意味で遠征派にとって現行冷却フルサイズモノクロCCDカメラは不要となるでしょう。
たとえそのデジがRGBマトリックス配列のワンショットタイプであっても、1Dsmk3同レベルの仕様であればモノクロ1000万画素タイプの冷却CCDと比べ、解像度が勝っても劣ることはないと思います。
過去のモザイク経験としては、むしろ1Dsmk3に分があると思います。
時にはカメラレンズも使い、主に星雲撮影が好き。
キャノン等のフルサイズCMOSを、最低でも1800万画素…出来れば2000万画素以上刻み、それが冷却化がされた時…、真の意味で遠征派にとって現行冷却フルサイズモノクロCCDカメラは不要となるでしょう。
たとえそのデジがRGBマトリックス配列のワンショットタイプであっても、1Dsmk3同レベルの仕様であればモノクロ1000万画素タイプの冷却CCDと比べ、解像度が勝っても劣ることはないと思います。
過去のモザイク経験としては、むしろ1Dsmk3に分があると思います。
次期5D発売は、いつか。