おはようございます。
すっかり遅くなってしまいましたが、今月唯一の作品が完成しましたのでアップします。
すっかり遅くなってしまいましたが、今月唯一の作品が完成しましたのでアップします。
デジタルカメラで撮影した、北アメリカ・ペリカン星雲です。
| 注意:所有のガンマ1.8モニターで濃度合わせしていますので、2.2等の環境下で鑑賞すると真っ黒に見える恐れがあります。 |

(ノートPC用小さいサイズ)
大きなサイズでご覧になりたい方は、こちらをクリックしてみて下さい。

| ちなみに、ガンマ無補正の画像はこちらです。↓ |
そのままアップすると僕のモニターでは全体が明るく、彩度も低く見えてしまいます。
逆に、この濃度で適正だと思われる方は、きっとガンマ2.2設定なのでしょう。
比較される場合は、一番上の画像と比較してみて下さい。真ん中の画像は縮小表示なので、
クリックして大きくしなければ正しい表示が出来ません。

撮影データは、以下の通りです。
撮影場所 :岐阜県高鷲スノーパーク駐車場
撮影日時 :5月21日(月)0:13~
望遠鏡 :ペンタックス105SDP 515mm(F4.9)
カメラ :キャノンEOS-5D(天体用改造)
露出時間 :ISO800 20分×4を南北2枚モザイク合成(トータル160分露光)
撮影日時 :5月21日(月)0:13~
望遠鏡 :ペンタックス105SDP 515mm(F4.9)
カメラ :キャノンEOS-5D(天体用改造)
露出時間 :ISO800 20分×4を南北2枚モザイク合成(トータル160分露光)
<雑感>
ステライメージ5という処理ソフトの使い方がよく分からず、苦労しました。
金曜日の深夜からやっていましたので、まる1日半以上時間を費やしています。疲れました。
金曜日の深夜からやっていましたので、まる1日半以上時間を費やしています。疲れました。
この画像、実はピントが100ミクロン以上ズレています。(特に北部)
普段は気温の変動を見ながら撮影コマ毎に確認して合わせ直すのですが、その晩はそれを怠って
しまったのです。
次の日仕事であまり無理したくなかったのと、最近乾燥空気送風による結露対策をやめてヒーター
に切り替えたため、気温変動してもさほどピントの移動はないだろうという甘えがあったのが
間違いの元です。
私の望遠鏡は気温が1℃変動するごとに42ミクロンずれるため、ピント合わせ時(5℃)と
撮影時(2℃)では、およそ120ミクロンのズレがあります。
さすがに120ミクロンも外すと、RAWファイルを展開してベイヤー画像を見た段階ですぐ
ピンがズレていることが分かりました。
この間の平日に、何度これを撮影し直しに遠征しようと思ったことか…。
しかし、日曜日の晩ほどの透明度はなく、結局行かずじまいとなってしまいました。
ただ、プリントしてみるとモザイクをしているせいかそこまで気になるレベルではありませんでした。
普段は気温の変動を見ながら撮影コマ毎に確認して合わせ直すのですが、その晩はそれを怠って
しまったのです。
次の日仕事であまり無理したくなかったのと、最近乾燥空気送風による結露対策をやめてヒーター
に切り替えたため、気温変動してもさほどピントの移動はないだろうという甘えがあったのが
間違いの元です。
私の望遠鏡は気温が1℃変動するごとに42ミクロンずれるため、ピント合わせ時(5℃)と
撮影時(2℃)では、およそ120ミクロンのズレがあります。
さすがに120ミクロンも外すと、RAWファイルを展開してベイヤー画像を見た段階ですぐ
ピンがズレていることが分かりました。
この間の平日に、何度これを撮影し直しに遠征しようと思ったことか…。
しかし、日曜日の晩ほどの透明度はなく、結局行かずじまいとなってしまいました。
ただ、プリントしてみるとモザイクをしているせいかそこまで気になるレベルではありませんでした。
とにかくだ。
次回からは絶~~~っ対…ピントはズラさん。
気温の変動を…、とことん追尾するわ。
反省として、次月の新月に向け1回はピントの実験を行いたいと思っているよ。
次回からは絶~~~っ対…ピントはズラさん。
気温の変動を…、とことん追尾するわ。
反省として、次月の新月に向け1回はピントの実験を行いたいと思っているよ。
画像処理の話に戻りますが、今回はいつもとガラッと違う処理をしてみました。
ベイヤーの状態でトーンカーブを持ち上げて処理しています。
また、いつもはステライメージ5であまり細かなことをやっていませんでしたが、
今回はレベル調整やデジタル現像で何度もレンジ幅や飽和点を事前調整しました。
微光星の色をどうしてもカブリなく表現したかったことが理由です。
ベイヤーの状態でトーンカーブを持ち上げて処理しています。
また、いつもはステライメージ5であまり細かなことをやっていませんでしたが、
今回はレベル調整やデジタル現像で何度もレンジ幅や飽和点を事前調整しました。
微光星の色をどうしてもカブリなく表現したかったことが理由です。
CS2では、いつものレイヤー処理その他で全体の色調を整えました。
CS2は比較的扱いに慣れているので、かなり没頭して集中することが出来ました。
CS2は比較的扱いに慣れているので、かなり没頭して集中することが出来ました。
色々なトラブルの中作り上げたこの画像…。
月末締めに合わせ天文ガイドのフォトコンテストに投稿しようと思っています。
月末締めに合わせ天文ガイドのフォトコンテストに投稿しようと思っています。
デジタルの発色は、銀塩とはまた違った雰囲気で新鮮です。
<追記>
アップして確認したら、やたらとバックが明るいです。
きっと、最近プリントのマッチングを意識してガンマを1.8に変えたからかな。
時間に余裕があれば、またプリントに近いものと差し替えます。
きっと、最近プリントのマッチングを意識してガンマを1.8に変えたからかな。
時間に余裕があれば、またプリントに近いものと差し替えます。
<追記>
差し替えました。レベル補正でロースライダーを右へ10、彩度を+8です。
モニターによって、全然見え方違うんだろうな~。
モニターによって、全然見え方違うんだろうな~。
<追記>
さらに差し替えました。おきてすぐ見ると、どうも北アメリカもペリカンも太ってみえた
ので若干シェイプアップ(色調補正)をしました。ウェブとのマッチングが難しいです。
でもプリント主体で1.8を選んだから仕方ないですね。
ので若干シェイプアップ(色調補正)をしました。ウェブとのマッチングが難しいです。
でもプリント主体で1.8を選んだから仕方ないですね。
<追記>
ウェブに画像をアップすると明るめになってしまうので、以下のような補正カーブを作って
みました。
みました。

この場合、中間の128を110まで落としています。
これに加えて彩度を+8しています。
これらをレイヤーセットにしたものが以下です。
まずはウェブにアップされた画像を見ながら元画像をいじり「~シュミレート」レイヤーを
作成します。その後、それと全く逆補正のカーブを「補正カーブ」として作りました。
レイヤーをグループ化しているので、一括のON/OFFで効果を確認できます。
まずはウェブにアップされた画像を見ながら元画像をいじり「~シュミレート」レイヤーを
作成します。その後、それと全く逆補正のカーブを「補正カーブ」として作りました。
レイヤーをグループ化しているので、一括のON/OFFで効果を確認できます。

<追記>
おきまりですが、Rチャンネルのみはこちら。上から3番目のガンマ無補正画像のそのままRチャンネルです。
