ようやくアンタレス付近の作品が完成しました(*^▽^*)ノ

今年はデジタル一眼レフでこの領域にチャレンジしてみたのです。。。

まずはノートPC用のちっちゃいサイズで


イメージ 1


サイズ的にちょっと物足りない方はこちらをクリックして下さい。

(でっかい画像が見れます) ↓ ↓ ↓ 



イメージ 2


あ゛ー疲れた。。。
この作品を完成させるまでに、おにぎり何個食っただろう…。
また、トイレには何回行っただろう…。
撮影含め、この1週間…何だか子供一匹生むぐらいの気力・体力を使ったような気がするよ…。

撮影データは以下の通りです。

望遠鏡 PENTAX 105SDP F6.4(F4.9用レデューサー装着)
カメラ Canon EOS-5D(赤外カットフィルター除去改造等)
露出  4時間(ISO400 30分を4枚合成 を南北2枚モザイク)


何と言っても今年に入ってからまだ2回目の撮影ですので、丁寧に処理してみたわけですが
画像処理にはとっても苦労しました。

また今日あとから、大まかな処理内容について追記しますね。
ご感想頂ければ、とっても嬉しいデス(*^▽^*)ノ



<追加記事です。>

今回はデジタルカメラでの淡い星雲描写ということで、どうしても画像処理に頼らねば
この領域、なかなかカラフルに仕上がりませんよね^^
自然に普通にトーンカーブやレベル補正を使っただけでは、きっともっとギンギンな
印象になってしまうのではないでしょうか…。ええ、きっとそうでしょうね。
元データを展開する手始めのステライメージ使用の際は、特に細心の注意を払って、
「本当にこのコマンドを実行しても大丈夫なのか?」
「何か余計に失われる情報はないか?」
等を何度も確認しながら、行いました。
実行後の画像をわざわざフォトショップへ持ち込み、そこであれこれいじりながら
これがOKなステラ素材なのかNGなのかを何度も行き来して見極めをしました。

特に。。レベル調整というコマンド。
これはステライメージならではの、ええと、何て言うんでしたっけ(笑)
不動小数点?
ええと、とにかくフォトショップとはまた一味違った感じですので、
わざわざ、この1作品のためにノートを買ってきて、レベル調整試行錯誤の
数値を手書きで記入したりなんかしてあれこれやっていました。
(この辺から寝不足に拍車がかかった)

あ、それと!言い忘れました。その前にダーク減算やフラット補正がありました
よね。これはですねー、フラット補正についてですが…、今回からこんな感じで
やったのですが、なかなかいい感触でしたよ~(*^▽^*)ノ

・フラット補正…、今まではTIFFデータに変換後に除算していましたが、今回
から…「元画像をベイヤー配列で読み込む」→「ベイヤー画像を開いた状態でその
ままフラット補正コマンドを立ち上げる」→「ISO100等、低感度で撮影した
青空フラット(トレーシングペーパー使用)のRAWデータをそのまま1枚選択
その単枚画像のみをつかって除算」→「その後H&C除去実施後、カラー変換」
てな感じです。フラットってコンポした方がいいというのが定説ですが、ISO
100のフラット画像、1枚でもとってもなめらかですよ(*^▽^*)ノ
ダークに関しては、去年魔女星雲で使ったものを再利用しています。

で、ここからがフォトショップの出番ですね。こちらはまだ得意な方なのですが、
今回は調整レイヤーを最後まで最後まで結合せず(笑)ハイコントラスト画像に
する調整レイヤーを最上部に置いた状態で、下層でゴリゴリ…と延々とやって
いました。この間、カップラーメンも食べましたし、そのまま眠っていたこと
もあります。PCがどんどん重くなる…!気が付いたら、調整レイヤーが20
以上にもなって、ファイルサイズが2GBを超えてしまう有様…(オイオイ 汗)

ここの処理、どうしても文章で伝えるのは難しいんですよね。
これをこうして、こうやって、…という風になかなか説明出来ないんです。
画像を見て感じたことを色々その場その場でコマンドとして反映させていくので
「アクション」をず~っと保存していけば良いのかもしれませんが…。
なので、簡単に箇条書きで処理内容についてふれたいと思います。
(番号はプロセス順番とは関係ありません。)

1.モザイク画像南北それぞれの周辺減光補正と南北の光害かぶり補正等
2.ステライメージで処理した南北の画像にコントラスト差がないかどうかの確認
3.色相や彩度等に南北コマ間で差がないか、元画像をチェック
4.ノイズ…指定輝度域をマスクを使いコマンドで範囲外選択し(投げ縄やブラシ等
  の再現性のないツールではなく)除去する。今回はハイコントラストにする前の
  状態でかけています。
  また、2種類の輝度域を選択するためのマスクを比較(明)(暗)で分けて使い
  ました。明暗両方というのは、今回お初です。僕もこの辺、よく分かりません。
5.強調処理前準備等・・・ええと、これは結構肝心ですが、普通にコントラストを
  上げるととっても硬調でギンギンな画像になるのを今まで何度も経験しているので
  今回は2度に分けてトーンカーブの強調を行っています。で、その際に最輝星等
  の周囲のトビを保護するためのマスクを作って。。。
  ええい、理屈っぽすぎるので、以下のように説明します。
  「はいはいそこのハイライトの明るい星さんたち!あなた達はもうこれ以上明るくな
   らんでいいから、そのままじっとしていて下さいね。」
  「そこの星雲の淡い領域たち!もっともっと前に来て下さい。僕が描きたいのは、
   あなたたちなんですから~(*^▽^*)ノ」
   ええと、分かりにくいでしょうか?
   つまり、明部を保護しているわけですね。
   フォトショップというレタッチソフトは、
   「この場所のこの領域だけをこんな感じにしたい!」という欲求をそのまま
   ダイレクトに反映させることが出来る素晴らしいソフトのようです。
   これを普通のトーンカーブ単体だけで行うとトーンジャンプしてしまったり
   するわけですが、マスクを使えば結構コレ、自然につながるわけです。
   皆さんにお聞きしたかったのですが…、この処理…、「変な処理」「特殊な処理」
   でしょうか??僕はそうは思いませんね。逆に、必要ない部分もろともカーブを
   ぐっと持ち上げる行為の方が結果として不自然な処理と思うんですけどね。
   あ、ぼやきが出ました。

6.モザイクつなぎ目消去(結合前・結合後もやったりします。僕は直線つなぎです。
             まだこのアンタレスは不完全ですね。)
7.人工衛星除去(結合後、レイヤーを複製してスタンプツールで行います。)
8.赤・青・緑・黄領域の個別調整(強調前に各チャンネルのマスクで行います。ビミョーにです。)
9.輝星にじみ補正
10.赤色微光星補正(恒星部のみの抽出マスクを作製して行います。)
11.背景レベル検討
12.プリント出力後の検討
13.青色輝点ノイズのスポット補正(スタンプツールですね。)
14.インターネットエクスプローラーでの表示確認

てな感じです。(ここまで書くのに疲れました。。)

最後に一言…「オール・ユー・ニード・イズ・マスク」(季節的にも…)