2月21日以来、天体写真の画像処理はすっかりご無沙汰していたんですが…(汗)

本日は「過去画像の再処理」復活ということで、久々にレタッチをしてみました。

毎年僕にとっては難物^^の対象。。

IC1396星雲




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IC1396 105SDP 515mm F4.9 EOS-5D(IR改) ISO1600 8分を8枚合成 total 64分露光
(2006/9/20 岐阜県高鷲スノーパーク撮影)






ノートパソコンでご覧になってる方はこのぐらいのサイズのがいいかもです。


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この対象は、どうして難物かと言いますと、

①星雲がとっても淡いので対象を浮き出すためには、暗い空での長時間露光が必要。

②季節的に気温が高い時期なので、熱でノイズの発生しやすいデジカメには不利。


というところでしょうか。



冷却改造のデジタルカメラですと、もう少し余裕を持った仕上げが出来るかもしれませんね。
もちろん、冷却CCDであればなおさらですよね^^




銀塩Filmでも何度か撮影したことがあるため、「このぐらいがオーソドックスかな?」という
平均的な仕上がりをイメージして処理してみました。




IC1396の赤って、決して北アメリカとかみたいなオレンジっぽい明るい赤ではなく、

●良く言えばキイチゴ(木苺)ジャムのような色

●悪く言えば人間の血液のような色

に近いと思いますが、いかがでしょう?

あんまり赤が強いと、IC1396ではなくなっちゃう気がしますし、
逆に赤が弱すぎると、今度は見栄えがしなくなってくるような…。
そんな「落としどころ」を見極めるのが、コイツの難しいところでもありますよね。




また、この対象というのは赤いガスの領域の輪郭を明瞭に出すというよりも

純白の微光星の大群の中に赤いガスが埋もれている、からまっている…、

というイメージが、
僕の中では正解のような気がします。




みなさんのイメージするIC1396は、どんな感じですか?