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13日の日経平均は4日ぶりに反落。米株や円高、原油安などが嫌気され朝方から軟調に推移した。寄り付き時点で心理的節目である17000円を割り込み、一時360円超の下げ幅を示現。個別ではロボット活用へ法整備との報道を受けて菊池製がしっかり。業種別では空運や医薬品、海運の3業種のみ上昇。保険や鉱業、その他金融などが安い。

 東京市場は売り優勢の展開となりそうだ。日経平均株価の予想レンジは16700円-16950円。NY原油先物が一時45ドル台まで下落しており、米株市場はエネルギー関連株を中心に軟調に推移した。また、仏テロ事件からリスク回避の動きが強まっており、朝方の日本株は先物価格にサヤ寄せする形で下落スタートが想定される。日経平均は節目の17000円割れから落ち着きどころを探る動きとなり、1月7日安値(16808円)が目先の下値メドとして意識されそうだ。経済指標では8時50分に11月国際収支、午後に12月景気ウォッチャー調査が発表される。企業決算ではビックカメラ、コスモス薬品、東宝、パソナ、竹内製作、コーナン商事、サイゼリヤ、ガリバー、リンガハットなどが注目される。

 12日のNY株式相場は続落。ダウ平均は前営業日比96.53ドル安の17640.84ドルで終了した。NASDAQは前営業日比39.36ポイント安の4664.71ポイント、S&P500は前営業日比16.55ポイント安の2028.26ポイントで終了した。円建てのCME225先物は日中終値と比べて325円安の16885円、ドル建ては280円安の16930円で終えた。