過度な低金利競争
今年の4月からフラット35が100%ローンが復活します。
都銀などが変動金利0.775%などになりネットバンクに
対抗するようになり
ネット、地方銀行は金利競争が激しい感がある。
メガバンクのローン担当者は声を揃えて
「金利競争は極力しない」
とのこと。
昔は、住宅ローンは銀行の利益の源だったが、
最近では、あまりの低金利で銀行の商品としては魅力がなくなった。
つまり、この状態では手間ばかりかかって儲からないと…
そのため、これ以上金利競争はできない様子だ。
変動で1%を切る金利の設定は借りる側にとってはいい面もある。
しかしながら、借り手の経済状況が変わると一変して返済が厳しくなる。
貸付の審査の際、低金利のせいもあり審査金利も低金利。
そうなると、収入が少なくても多額のローンが借りられることになる。
こうした借り手がちょっとでも収入減に陥ると延滞になる可能性が高い。
好景気な時代とは違い、借り手にもリスクが存在する。
■低金利のローンに潜む借り手のリスク
ある銀行のローン担当者は、
「最近は住宅ローンの延滞が増えている」
とのこと。
フラットなどの機構の案件も同様だ。
今までは、いわゆる100%融資OKだったが、自己資金をもつことを原則とするようになっている。
これには、借り過ぎと焦げ付きを防ぐ意味合いもある。
低金利なのに延滞??
なんか不思議な話だが、やはり審査のハードルが低い分、
ローンが借りやすくなっている。
近年の雇用形態では契約社員や転職があたりまえだが、
そういった場合でも、条件次第でローンはOKになる。
ただ、長期的にみて、住宅ローンの返済となると難しい。
例えば、雇用の延長ができなくなったり、収入の減少など…
こうした背景から、借り手にも大きなリスクはある。
つまり、審査基準ギリギリで多額のローンは借りられても、
長期的な返済は難しいということを認識しておく必要がある。
■住宅ローンの審査は間違えなく厳しくなる??
金融庁は住宅ローンの貸出にチェックをする方針を決めた。
検査の理由には、いわゆる「焦げ付き」が急激に増加しつつあるからなのだろう。
このチェックには、
過度な金利競争を抑制する、
損失があった場合の貸倒引当金のチェック、
金融機関の財務内容の健全性、
などを確認するようだ。
こうした金融庁の検査次第では、ローンの金利や審査基準は大幅に変わる可能性もある。
今後、「審査が甘い」、「ゆるい」といわれる銀行はなくなるだろう。
おそらく審査基準のハードルは高くなり、延滞歴等の個人情報はともかく、
審査金利の上昇や自己資金の割合、
勤務先、
勤続年数、
担保価値、
などのチェックは一層厳しくなるだろう。
特に、自営業者はますます、住宅ローンは貸してもらえなくなるでしょう。
こーゆう時こそ、住宅ローン専門会社に相談することです。
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