中原の一般質問
私は、「若者の流入が最重要課題」、「若者を中心に人の流れを作り出す」という町の「人口減少対策」について理解を示しつつも、「人の流れ」を人口増や地域の活性化、耕作放棄地に歯止めをかけることに繋ぐためには、Uターン者の「増加」・「定住」対策が重要であることを強調しました。この討論を通じて、町が有効な「耕作放棄地対策」を示せないこもが明らかにできました。
予算案に反対する討論では、4点を指摘しました。
1,民生費中でも扶助費についてです。悪政から町民の暮らしを守る自治体の大切な仕
事の一つです。
民生費総額12億5万9千万円は5年間で最も少なく、比率も前年比3.7%減の
16.2%で最小です。中でも扶助費は額も率も5年間で最も少ない水準です。
2,農林水産事業費です。
耕作放棄地対策が、放棄地が広がっている状況に追いつかない現状を打開するものに
なっていないことです。
昨日の、私の一般討論の状況からも、有効な耕作放棄地対策は打ち出されていないこ
とがうかがえます。
3,学校給食の無償化を継続する予算を確保できなかったことです。
憲法に定める「義務教育の無償化」の財源は、国・県の臨時的な補助金によるべき
ではなく、町の独自財源によるべきだ。
4,施政方針で強調された「人口減少対策」についても、「若者を中心に人の流れを作
り出す」という点では、様々な施策が打ち出されていますが、定住対策については、
子育て支援などに加えてさらなる対策の強化が必要です。
中原の予算案に反対する討論