三上智恵監督が、2015年から8年かけ沖縄・南西諸島をめぐり取材を続けてきた渾身の最新レポートです。過酷な歴史と豊かな自然にめぐまれた人々のくらしや祭り(以上、映画の宣伝チラシより)がまやかしの「抑止力」の名のもとで、今まさに「蹂躙」されようとしている。

 この美しい島々で日米両政府の主導のもと急速な軍事要塞化が進行している。農業や漁業、子どもたちの暮らし、祭りなどと対比する形で弾薬庫の大増設、全島民避難計画、日米共同軍事演習などが描かれ、そのことが私たちに一層強く訴えるのです。

 帰宅して、一日遅れで配達された「赤旗」(7月20日付)の「戦争国家づくり」の記事が、本当にリアルに伝わりました。