今、無性に悔しい。

TV、映画、ラジオ、本などあらゆるメディアから日常の生活においても、
楽しませてもらっているときに、とても悔しいのだ。
こんな気持ちは初めてだ。

笑ったり、心地よくなった後、
「やられた!!」
と歯を噛み締める。

笑わしたとき、
「してやった!!」
と胸が躍る。

今日は、それに拍車が掛かった。
スティーブ・ジョブズについて綴った「iCon」だ。
ぶちゃけ値段高いし本が厚いので、買うのを一度辞めた本だった。
けれど、とある悩みからどうしても手にしたくなり購入した。

カフェで、カプチーノを飲みながら、ゆったりと読み始めた。

―突然、手が止まり、そっと本を閉じる。

ジョブズがだいたい23才を迎えた時点、まだ100項いかないところだった。
読む気が失せて、暫しポカンとしていた。

「あ、俺、つまらない…。」

今までも、そして今やろうとしていること、悩んでいることまで取るに足らない。
ポテンシャル、程度が低すぎる。
いや、狭すぎる。
もっと冒険していいのではないか?
自分で自分の可能性を閉じ込めてないか?

未来なんて描かなくていい。

もっと正直になって、ぶっ飛ぼう。
そして、世界を驚嘆させてやる。


―してやる!
Δ






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