問題を放っておけばおくほど、それは、どんどんと大きく膨らんでいきます。
そこに、マイナスのエネルギーがどんどんと蓄積されていくからです。
〝たいしたことない・・・〟と思って放置することが一番危険です。
時間がすべてを解決してくれる、なんてことは絶対にありません。
そんな甘い考えは、今すぐ捨ててください。
ましてや、人の気持ちは非常に移ろいやすく、脆いものです。
何かの拍子に、ポキッと折れることも多々あります。
それこそ、愛情が冷めてしまったら、それをまた熱するのには膨大な時間とエネルギーが必要になるんです。
問題を解決するのに、早いに越したことはありません。
早急に、二人の愛を取り戻しましょう。
そして、一番しちゃいけないことが、解決ではなく、妥協するということです。
また、自分を押さえ込む、我慢するということです。
確かに妥協や我慢は、問題が解決したかに思えます。
二人の間の溝は、取り除かれたように思われます。
でも、それはその場しのぎに過ぎません。
解決したような錯覚を起こすだけです。
再び、同じような問題が表面化することは目に見えています。
だからこそ、浮気をする人は、それこそ何回でも浮気をしてしまうんです。
本当の解決するためには、妥協や我慢をすることではありません。
でも、ほとんどの人が妥協や我慢が解決だと錯覚しています。
それが、今の日本の離婚率が高い原因の一つでもあるんです。
今はいいだろう・・・たいしたことはないだろう・・・という考えは、あなたが判断したものです。
でも、相手にとっては、それがどうしても許せないことであったりする場合もあります。
もちろん、夫婦ですから、お互いが分かり合っていると思っているでしょう。
でも、考えてみてください。
結婚とは、これまでまったくちがった環境で育った者同士が、結婚を境にひとつ同じ屋根の下で生活することです。
結婚したからといって、それ以前の習慣を捨てられるかと言えば、そうではありません。
もちろん、お互いに幸せになりたいという気持ちは当然あります。
しかし、幸せになりたいという気持ちと、これまでの習慣はまったく別のものです。
本人は、これまでの習慣こそが幸せだと感じているに違いありません。
でも、その習慣をお互いがすべて把握しているかと言えば、そうではありません。
結婚して、ああ、こんな一面もあるんだな・・・と認識することは多々あります。
そして、その一面が許せないことなど、到底その本人にしかわかりません。
自分にとっては何気ないことでも、相手にとっては、それが何よりも許せないことということも充分あり得ます。
たとえば、朝起きて、まず顔を洗う、それからご飯を食べて歯を磨く人もいれば、朝起きて顔を洗い、歯を磨いてからご飯を食べる人もいます。
それが、いいとか悪いの問題ではなく、それがその人にとっての習慣です。
でも、それ自体を許せなく思う人もいるでしょう。
つまり、自分の好きな人、愛する人に対しては、自分と同じような行動をとってもらいたいという心理が働くからです。
もしも、二人のあいだに子供が出来たとして、そのような両親の違う習慣を見たとしたら、子供はどちらを選択していいのか迷います。
だからこそ、二人のあいだの何気ない習慣にも口を挟むことはよくあることです。
習慣とは、その人の持つ価値観であるかもしれません。
それが否定されたとしたら、どうしますか?
それは、生き方を否定されていることと同じです。
当然腹が立ちますよね?
それを受け入れることはなかなかできません。
それを表面的に受け入れたとしても、ストレスという別の形に変わったり、またそれが蓄積されることによって、さらに大きな問題に発展してしまうこともあります。
かといって、どんな小さな問題も二人で話し合うべきだと言っているわけではありません。
お互いが、あれ、おかしいな?と感じた時点で、それを解決していくことは大切なんです。
それを、自分の判断だけで先送りや後回しにしてしまうことが、問題を大きくしてしまうことにもつながるということです。
しかし、ほとんどの夫婦が、そうしたルールを作ることをおざなりにしているように見受けられます。
特に、日本の男性によく見られがちな、〝言わなくても、わかるだろう?〟という考えが物事を困難にさせていることは否めない事実です。
でも、言われなければ、わかりませんよね(笑)
だからこそ、まずは、あなた自身が心をオープンにすることが必要です。
あなたまで、心を閉ざしてしまったら、それこそ、相手はさらに心を閉じてしまいます。
まずは、あなた自身から始めましょう。
では、簡単なエクササイズをご紹介します。
① あなたが不満だと思っていることは何ですか?そのすべてを書き出してみましょう。
② その不満をご主人にぶつけたことがありますか?
③ また、その不満をご主人にぶつけたとしたら、ご主人はどんな反応をすると思いますか?どんな反応をしましたか?
④ それに対し、あなたはこれからどのようにしていこうと思っていますか?
⑤ それはあなたにとって、幸せになるための最善な策だと思えますか?