よく、相手を束縛したり、携帯を盗み見たりと困っているという相談も多々あります。
確かに、相手から愛されたい、私だけを愛して欲しいという愛情表現ではあります。
しかし、それも時と場合によっては相手を傷つけてしまうことにもつながりかねません。
そんなに、信じられないのか?ということですね。
では、なぜこのような行為を取ってしまうのでしょうか?
愛情とは押し売りではありません。
私がこんなにも愛しているんだから、あなたも愛するのが当然、と言った考え方は、この
際やめるべきでしょう。
男女もそうですが、人はそれぞれ価値観や考え方は違います。
それは育ってきた環境が違うのと同じです。
当然、人を愛するということに関しても、その愛情のかけ方も違います。
私が愛しているんだから、あなたの愛するのが当然、と言った考えは、自分の視点で物事を考えていますよね。
相手からすると、同じように愛しているかもしれません。
ただ、その表現方法が違うだけです。
そのギャップを埋めるためには、まずは自分というものを捨ててみる必要があります。
第三者的な立場から見て、そんなことをしている行為が、果たして本当に必要なのだろうか、愛していると言える行為なのか、ということです。
自分にとっては、携帯を盗み見るということは正しいことかもしれません。
しかし、世間からみると、その携帯は個人情報です。
その個人情報を盗み出すということは、一種の犯罪とみなされます。
もちろん、恋人同士で訴えることなどはありませんけどね。
しかし、束縛しすぎることもエスカレートしてしまうと、相手を本当に傷つけてしまいます。
例えば、監禁してしまうということですね。
これまでも、何年も監禁し続けてその人の人生を台無しにしてしまったという事件さえもありました。
これも、一種の愛情の表現といえます。
ただ、私たちには人間としてもモラルがあるために、そこまでには至りません。
しかし、あまりにも愛情が深すぎると、そんなことにならないとは言えないのです。
現に、その犯人たちは、外の世界では通常の生活をしていました。
外から見る限りでは、そんなことをしているなんて全く気づかなかったわけですから。
まずは、今自分がしていることが、相手にとっての愛情なのかということです。
違いますよね。
それは、自分のエゴ以外の何物でもないことに気づくはずです。
また、どうしても相手の愛情が感じられないのであれば、もっと相手を観察することも必要です。
相手がどんなことをしている時が、もっとも愛情を感じられる時なのかです。
それでも、わからなければ、とことん話をするべきでしょう。
もしかしたら、あなたの愛情に重荷を感じて、少し距離を開けたいと思っているのかもしれません。
特に男性の場合は、彼女にした途端に安心感からなのか、あまり関心が向かなくなるという傾向もありますのでご注意を・・・
愛情とは、押し売りではありません。
こちらから、要求するものでもありません。
私たちは、常にお金という貨幣で物を交換をしますが、こと愛情に関しては交換はできません。
ましてや、愛情で愛情を返すことが当たり前だとさえ思っています。
しかし、愛情や感情というものだけは違うんです。
あなたも、これまでに、友人には無償の手を差し伸べてきませんでしたか?
友人が困っているときには、何の見返りも要求せずに手を貸してあげたでしょう。
愛情も同じです。
見返りを期待してはいけません。
期待をするから裏切られたり傷ついたりしてしまうんです。
人は受け取ることには興味がありますが、自分から差し出すことには非常に勇気がいります。
だからこそ、与えてください。
何の見返りも考えず、与えてください。