では、どうしたら特別な存在になれるのでしょうか?
簡単に言ってしまえば、相手のほしい情報や、こうして欲しいことを満たせてあげられればいいわけです。
つまり、相手を理解するということですね。
それには、まず、相手が何を欲しているのか、それを察知しなければなりませんよね?
例えば、相手が喉が渇いて、何か飲み物を欲しいと思っているときに、クッキーを渡してしまったら、それこそ迷惑ですよね?
また、タバコが嫌いな人のそばで、おもむろにタバコを取り出し、プカ~と煙を吐き出すのもいただけませんよね?
ようするに、相手の行動や言動から、相手が今何を欲しているのかをプロファイリングして、そのものについての情報なり、行動なりで示してあげなければいけないということです。
そのために言葉を介したコミュニケーションが必要になってくるんです。
よく、夫婦や恋人同士でも長年一緒にいると、何も言わなくても相手が何を欲しているのかがわかるようになると言います。
これは、言葉ではなく、相手のしぐさや、ちょっとした行動の変化から、それらを読み取れるのでしょう。
まずは、相手をプロファイリングする、そして相手が何を欲しているのかを探るということです。
ですから、常に相手を見ていないとできません。
自分が主役ではいけません。
自分が主役になるからこそ、見えないし、また重いなどとなってしまうんです。
もちろん、私たちはプロファイリングのプロではありませんので、相手の行動から、何を欲しているのかなど、一瞬で見抜けるわけではありません。
だからこそ、言葉を交わすことが必要になってくるんです。
まずは、言葉を交わす、しかしその際には相手を見て、ということです。
絶対に主役は自分自身ではありません。
主役は、目の前にいる相手です。
相手の息遣い、相手の手や指の動き、相手の目の動き、それらに注目することです。
そして、それに合わせてあげることです!
相手が、息を吸ったなら、こちらも吸う、相手が息を吐いたなら、こちらも吐く、です。
相手が顔に手をあてたなら、こちらもあてる、相手が空を見上げたら、こちらも見上げます。
相手の立場でものを見ることにより、相手の考えていることもわかろうとする姿勢が共感を覚えます。
相手は自分と同じしぐさをされることにより、ペーシング(同調)していきます。
すると、その空間、その場の空気とでもいいましょうか、それが共有されていきます。
その共有された空間に親近感が生まれます!
つまりラポールが発生するわけです!
これが相手を理解する、特別な存在になるための一歩です!