さて、これまで自分の重要性を高めるということを見てきました。
自分の重要性を高め、さらに相手の持つ空間を制すれば、もう鬼に金棒です!
相手は、どんどんとこちらのペースに引き込むことができます。
では、ここで、空間を制するテクニックをご紹介しましょう。
人間には、必ず縄張りというものがあります。
その縄張りに侵入してきたものは、間違いなく敵とみなすわけです。
つまり、身構えたり、敵意を表したりと、防御姿勢になってしまいます。
しかし、相手の縄張りごと包み込んでしまえば、防護もヘッタクレもありません。
例えば立食パーティーなどで、特定の異性と楽しげに談笑していたとします。
そこに、あなたと同性の人が割り込みしてくれば、間違いなく嫌な気分にさせられます。
つまり、縄張りを荒らされ、さらには目の前の獲物までかっさらおうとされるかもしれないからです。
当然、そんな状況に陥れば、敵意をむき出しにして、その相手を追い払おうとします。
まあ、そこは大人ですから、顔にこそ出しませんけどね。
要するに不法侵入してきた相手に対して、警察を呼んだり、アコムでもアルソックでも頼んで住居を守る手立てを講じなくてはいけないということです。
しかし、そこがあなたのテリトリーであれば、何の遠慮もなしに自由に出入りができます。
仮にあなたが総理大臣だとします。
総理大事ですから、首相官邸や国会議事堂などはフリーパスです。
まあ、どこへ行くにしてもフリーパスでしょう。
その手形を手に入れることも可能なわけです。
それにはまず、リラックスをすることが条件になります。
こちらが緊張していては、その緊張感は間違いなく相手にも伝わります。
まずはリラックスですよ~
そして、相手が五感で感じているであろうことを言葉にしてあげます。
例えば、料理を食べているのであれば〝美味しいですね〟
ソファに腰掛けているのであれば〝このソファは座り心地がいいですね〟
暑ければ〝暑いですね〟
寒ければ〝寒いですね〟です。
人ごみにいるのであれば〝物凄い人ですね〟
たったこれだけのことで、あなたは相手のテリトリーに難なく侵入できます。
さらに、五感で感じているであろうことに感情をプラスさせると、さらに効果的です。
料理を食べているのであれば〝この料理は美味しいですね、心まで気持ちよくさせてくれますね〟と、こんな具合です。
こんな何気ない言葉で、本当に相手のテリトリーに侵入できるのか、疑問に感じる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、コミュニケーションが上手な方というのは、無意識のうちにこのような言葉を発しています。
そして、相手のテリトリーに簡単に侵入してしまうのです。
まずは意識してみましょう。
意識をすれば、必ずできるようになります。
まずは、相手の縄張り、テリトリーに侵入です!