同調ということで、思い当たる節がありましたので、今回は理想と現実についてのお話です。
さて、よく相手を選ぶ段階で〝理想と現実は違う・・・〟などという言葉をよく聞きます。
では何故こうまで理想と現実はかけ離れてしまうもんなんでしょうね・・・
アイドルを夢見ていた頃は、私もあんな人と恋人になりたいな・・・なんていう願望は誰にもありました。
まあ、その名残でしょうか・・・
理想を語らせると、背が高くて、顔は○○似で、優しくて・・・まあ、ここぞとばかりに出るわ、出るわ・・・
でも実際のお相手はというと?
背も自分と同じぐらい、顔はお世辞でも○○とは似ても似つかない、おまけにずぼらで、不器用で・・・
まあ、それはそれは相手が可哀相なくらいです・・・
そんな私も言われたものです・・・
別れた奥さんの友達が言っていたそうです。
〝あんな人と結婚するなんて意外・・・〟と・・・
そうなんです。
理想と現実はまるで違います。
まあ、中には理想のパートナーと巡り会い、幸せになる人もいます。
でも、世の中の夫婦の90%以上は、女性も男性でも理想と違うと思っているんじゃないでしょうか?
さて、これはいったいどういうことでしょうか?
理想というのは、こうあって欲しいという完璧な状態です。
しかし、悲しいかな、完璧な人間はこの世にはいません。
仮に理想と思われる人がいたとしましょう。
その人の前で、あなたは普通に振舞えますか?
おそらく緊張のあまり、声も上ずり、心臓は高鳴り、まともに会話すらできなくなるでしょう。
そして、こう思うのです・・・
〝疲れる・・・〟
その人の前では常に緊張していないといけません。
なぜならば、あなたの理想は、あなたに対し、常にあなたのことを愛していないといけないからです。
あなたの理想があなたを愛し続ける、愛してもらいためにはどうするか・・・
あなたは常に最高のあなたを演じきらなくてはいけません。
そうしないと、あなたの理想はあなたの理想ではなくなるからです。
常に最高のあなたを演じるあなたはどうですか?
そりゃ、疲れますよね?
だっておならの一つもできないし、理想の人の前では常に綺麗でいなくてはいけません。
女性であれば、寝るときも化粧をしなくてはいけません。
これじゃあ、身が持ちません。
すると、どうなるか?
わかりますよね?
自分が精神的に楽でいられる人、それは外見ではありません。
内面からにじみ出る、自分と同じ匂い、つまり同じ価値観を持つものをパートナーに選ぶのです。
だから理想と現実はギャップが出てくるんです。
人間はホメオスタシス(恒常性維持機能)の働きにより、常に楽な領域に戻ろうとする習性があります。
あなたの理想は、まず楽でいられる人ではないはずです。
だって、速水もこみちと一緒に生活したらどうですか?
新垣結衣と一緒に生活したらどうですか?
まあ、これはチョット極端ではではありますが、楽しいかもしれませんが、必ずしも楽ではありませんよね。
常に嫌われるという畏怖と緊張感に苛まれ、およそ数日でドッと疲れが出てくるでしょう。
まあ、そこまで行かないにしても、あなたの理想像はあるはずです。
年収がいくらいくらであるとか、顔はそりゃいいに越したことないし、次男で、車は必需品、それに・・・
まあ、きりがないですね。
でも、その理想の人を目の前にしたらどうですか?
素のままのあなたでいられますか?
だから楽な人を選ぶんです。
その楽な人は必ずしも理想ではありません。
あなたにとって大切な人です。
なぜなら、あなたが常に帰る場所にいる人だからです。
常に楽でいられる、自分を包み隠さず、素の自分を受け入れてくれる人だからです。
ホメオスタシスの働きのよって、あなたは楽な領域、つまりあなたの家に帰るのです。
だから安心してください。
理想と現実は違います。
だからと言って悲観する必要はまったくありません。
それは、あなたにとって、とても大切な人、世界中でたった一つの帰る場所だからです。