6月10日
この日は携帯に
釘付けだった。
この日は彼女たちへの
試練の日
総選挙だった。
この日、ゆきりんは
3位になった。
僕は喜んだ。
でも今だから言えるが
喜びは少なかった。
彼女が彼女で
なくなってしまうん
じゃないのか?
そう思ったからだ。
そう思うと
熱湯は1°か2°下がった。
でも誰にも気づかれないよう
再沸騰のボタンを
ポチっと押したんだ。
怖かった。
大好きだったんだ
ファンとしての生活が。
9月6日
僕の太陽プロジェクトが
始まった。
誰にも気付いて
もらえないかもしれない
でも彼女には
応援しているファンが
いることをしってほしかった。
10月15日
フライングゲット握手会
僕にとって2度目の握手会
ゆきりんにあることを
伝えたかったが
この日ゆきりんは欠席だった。
この日はショックな
握手会だった。
指原に僕はこんなことを言う。
「ケチャップ派ですか?
マヨネーズ派ですか?」
質問の意図がわからない
指原は言ったよ
「ありがとう~…ん?」
別れ際
指原は申し訳なさそうな顔で
僕を見ている。
僕のひきつった笑顔が
彼女の瞳に写る。
この日の帰り道
もの凄く悩んだ。
彼女はファンを傷付けたと
悩むんじゃないのか?
僕が悪いのに…
そんなことを考えていた。
この頃の僕にはまだ
ファンとしての思いやりが
あったんだ。
でも満足してなかった。
好きになりたての気持ちに
なれないのが
僕の悩みだった。
あの気持ちを取り戻すことが
目標になっていた
続