数分がたった。
ようやくどこからか
声が聞こえてくる
「おーい!!美穂~参斗~」
その声は亮輔のものだった。
僕らは一斉に声を出す
「亮輔~僕らはここだよ~」
その声に反応し
こちらに向かう亮輔と博士
僕らの顔を見て落ち着く2人。
「ハァ良かった良かった
心配しとったんじゃ」
「ごめん。
ちょっと迷っちゃって」
そういう僕に亮輔は
「迷ったじゃねーよ!!!
すんげぇ心配したんだぞ」
僕は美穂と一緒に再び謝った。
「ごめんなさい」
亮輔も本気に
怒ってはいないらしく
少し黙りこむと
「元々俺が山で
かくれんぼしよう
って言ったのが原因だよな
俺の方もごめんな」
反省する亮輔に
僕らは首を横に振り
僕は言う
「亮輔は悪くないよ
それに凄く楽しかったよ」
亮輔は納得したような
表情を見せる。
そして、落ち着いた表情で
「帰ろうか」と言った。
続