僕らは発信器をポケットに入れ
山の奥へと歩き出した。
僕は言う
「何して遊ぶ?」
悩みながらも美穂は言う
「うーん。探検?」
「うん楽しそうだ」
美穂の意見に僕は同意するも
亮輔は
「いや、かくれんぼだろ」
「かくれんぼ…」
僕はすぐに山での
かくれんぼを想像した。
そして、
「うん。やろうやろう」
「何か楽しそうだよね」
「だろ?決まりだな」
かくれんぼかぁ
何だかワクワクする。

僕らは未来モニターの時と
同じようにじゃんけんをし、
鬼を決めた。
結果、鬼は僕になった。
「仕方ないな
見つかった奴は
博士のところでまつこと!!
よし100秒数えるから
隠れろ!!!!」
そう言い終えたあと
僕は目を瞑った。
それと同時に
美穂と亮輔が走り出す。
亮輔はすぐ近くの
草むらに隠れた。
それとは反対に
美穂は山の奥へと入っていった
博士の発信器がある。そんな
安心感からの行動だろう。

山の奥へと山の奥へと
走る美穂。
そんな彼女の足下に
大きな木の根があることに
彼女は気付いていない。
彼女はその根に躓き
勢いよく転倒した。
それと同時にバキッ
という音がした。
だが、彼女は痛みで
そのことに気付かない。
彼女は立ち上がり軽く
汚れを叩くと
また、走り出した。