興塔ドーム──


収容人数5万5千人
日本最大のドーム球場。

東京ドロガンズの
ホーム球場であり。

アイドルや歌手にとって
ここでのコンサートは
最高の喜びであり幸せである。


僕は
父がドロガンズのファン
であることから
毎月のように
ここに来ていたが、
そこまで野球に
興味のない僕は
普通に観戦する人と
違う所に注目していた。
こんなにも多くの人達に
応援されて選手は
どんな気持ちなんだろう?と
疑問に思っていたのだ。

「楽しそうだな…」



僕と君の夢の道
 第1章 『僕らの未来』



「参斗~!!起きなさい」
爆睡だった僕を
母が呼びにきた。
「美穂ちゃんと亮輔くんが
呼びに来たわよ~」
「やっば!!!忘れてた!!」
僕は飛び起き
手元の時計を見た。
時計の短針は10を
指していた。
「大遅刻だ~」
母はあきれた表情で見ている。
僕は急いで支度をし、
家を飛び出した。
「行ってきまーす」

僕の名前は熊山参斗。
小学3年生だ。
将来の夢は…考え中。

「遅いぞ!!」
家の前に美穂と亮輔が
待っていた。
「ごめん。寝坊した」
亮輔は運動神経抜群で
女の子にもモテていた。
将来の夢は、野球選手だ。
「まぁいいじゃん。参斗にも
悪気はなかったんだし」
美穂はアイドルファンで
小さい頃から
将来の夢はアイドルだ。
毎日、日記もつけてて
美穂は優しい。
「まぁいっか。早く行こうぜ」
僕たちは今から
ユウガオ博士の所に行く。
2年ほど前に引っ越して
きたんだけど
その奇妙な発明品を
僕らは気に入り
よく遊びに行っていた。

僕ら3人は、いつも一緒で
遊ぶ時も
学校に行く時も
どんな時も一緒だった。
僕もこの2人が大好きで
3人でいる時が
1番幸せの時間だった。
自分で言うのもなんだけど
僕には昔から
先見の明があった。
僕が認めたんだ
2人はきっと凄い人になる。