其の壱

⑴  土地は先祖からの授かりものではなく、子供たちからの預かりもの。

⑵  日と夜、季節、星、太陽。その移ろいを見れば、人より偉大な何かの存在を思わずにはいられない。

⑶  お年寄りと子供を離してはいけない。
彼らを引き離すことは、過去と未来を断つことと同じだ。

⑷ 「Hear と Listen」、「See と Look」、「Say と Speark」、 お前は聞こえてはいるけど、聴いてはいない。お前は見えてはいるけど、視えてはいない。お前は話してはいるけど、本当のことは伝えていない。

⑸  蛙は自分の住んでいる池の水を飲み干したりしない。

⑹  教えは外側からではなく内側よりもたらされるもの。

⑺  インディアンについて知ろうとすることは、自分の心の中を旅することである。

⑻  愛は、死ぬ時に、あとに残していけるものなんだ。
それくらい、力強いものなんだよ。

⑼  死などたいしたことではない。苦痛もたいしたことではない。
だが臆病風に吹かれることは万死に値する罪であり、これ以上の恥辱はない。

⑽  昨日のことで今日を消耗させてはならない。