皆さま、こんにちは。
吉田歯科クリニックの副院長、桜田です。
先日、駅で電車を待っているときに、遠くまで続く線路を眺めていました。
目の前の線路は見えていても、その先でどのような景色が広がっているのかは分かりません。
私たちの健康も、少し似ているように思います。
健康寿命という言葉を耳にする機会が増えました。
健康寿命とは、介護などを必要とせず、自分らしく生活できる期間のことです。
その健康寿命を支える大切な要素のひとつが、お口の健康です。
しっかり噛んで食事を楽しむこと。
家族や友人と会話を楽しむこと。
好きなものを食べ、笑顔で毎日を過ごすこと。
こうした当たり前の日常は、健康な歯や歯ぐきによって支えられています。
私たちは定期検診を通じて、虫歯や歯周病だけでなく、お口の中の小さな変化や将来のリスクをできるだけ早く見つけるよう努めています。
ただし、医療は未来を予言するものではありません。
健康診断で異常がなかった方が後に病気になることがあるように、お口の中にも、その時点では症状や変化として現れていない問題が存在することがあります。
だからこそ大切なのは、一度の検査で安心することではなく、継続的に状態を見守ることだと思います。
私たちの役割は未来を言い当てることではなく、患者さんと一緒に未来のリスクを減らしていくことだと考えています。
遠くまで続く線路のように、皆さまのこれからの人生が少しでも長く健康で豊かなものになるよう、お手伝いができれば幸いです。
参考:
お口の健康状態と健康寿命には関連があることが多くの研究で報告されています。また、定期的なメンテナンスは歯の喪失リスクを低下させることが知られています。
(Axelsson P, Lindhe J. J Clin Periodontol. 1981)
お口のことで気になることがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。




