せっかく最後に乗ろうとしたサミットプラッターだけど、止まってしまったらどうしようもないので、近くのリフトに乗って滑りながら様子をうかがう。
でも、やっぱり止まってる・・・
乗ってる人たちは大変だよな。
普通のリフトじゃないから座って復旧を待つわけじゃないし、きつそう・・・
もうこのリフトには乗ることなく帰るんだなと、ほとんどあきらめながら乗り場付近に行くと・・・
なんと、動くって!!
これを逃せば乗ることはなくなるので、もちろん乗る。
でもこのリフト、なかなかの地獄だった。
途中で傾斜がきつくなって大変っていうのもあったけど、そんなことは全然問題じゃないくらいとにかく寒くて痛いのだ。
カイロなんて何の足しにもならない。
特に手は凍りついて痛くてたまらない。
リフトの長さが1km以上あって長いし、逃げ場などない。
拷問だ・・・
やっと到着して、ひたすら手を振りまくるもなかなか復活せず、動かない指はもう死んでいて、なくなるんじゃないかとさえ思った・・・
こんな寒さと、寒さによる拷問的激痛は初。
リフトを降りたばかりでは写真撮ることもできなかったので、ちょっと進んでから。
最初にレイクルイーズに来た日だったら、空が青くてもっと素晴らしい景色だったんだろうなー。
しばらくトラバース気味に滑って移動。
リフト降りたところがだいぶ遠くなった。
下の写真の右の方にリフトの降り場がちっちゃく見えてる。
一応標識はあるけど、どこ滑ったらどこに行けるのかわからない・・・
見上げると雪はたっぷりあるように見えるのだけど、ところどころ岩が出ていてガリッと音が・・・
赤い矢印のリフトに乗って、ざっくり緑の矢印のような感じで滑っていき・・・
ほぼ平坦なところまで下った。
槍ヶ岳みたいな山があるな・・・
ここを滑れたのは良かったけど、帰りのバスの時間が迫ってきた。
この場所からだと1本リフトに乗ってあがらないと戻れない。
途中、景色の良いところがあったので、ゆっくり写真を撮りながら下りたかったけど、それほどの時間の余裕はなく、結構ギリギリでバスに乗った。
次のバスにすることも考えたのだけど、街も最後だし、荷物もまとめないといけないので・・・
宿に戻り休憩したら街へ。
夕食は最後の晩餐ってことで、ちょっと奮発しますかと、少々お高めの評判の良いお店へ行ってみたけど、かなり混雑していたのであきらめ、その近くのお店へ。
どこも混み合う時間だったので、ちょっと待ったけどそう遅くならずに入れた。
メインはサーモン、普通においしかったけど、添えてあるアスパラがとってもおいしかった!!
食事の後はまだ開いているお店を見ながら宿へ戻り、ざっくり荷物をまとめる。
もう明日は帰るんだ・・・