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ジュピ太の語り部屋

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今回は『月と銀紙飛行船』の良さをみなさんに伝えたい。僕の考えを聞いてもらいたいです

『月と銀紙飛行船』
作詞 岩里裕穂/作曲・編曲 永井ルイ

この曲は2013年4月10日に発売されたももいろクローバーZ 2ndアルバム『5TH DIMENSION』の8曲目に収録されている曲です。


僕はこの曲に大変感銘を受けたました。
しかしその本当の良さは最近になって気づいたような気がします。

今ももクロの曲の中で1番好きな曲と言っても過言ではありません。


正直初めてこの曲を聞いたときはここまでの想いはありませんでした。
いままでのバラードとはちょっと違うような感じ。

壮大なメロディーで幻想的なゆったりとした曲、そんな印象を持っていました。
なんか眠くなるなーなんて思ったりもしてました。

あとは有安さん推しの私の視点からすると
推しの有安さんのパートが多い!!
サビの有安さんが凄いなと。

そんな感じでした。


アルバムを買った当初、すべての曲を聞いたとき、やはり仮想ディストピアや灰とダイアモンドなどの印象の方が非常に強かったです。

特に同じバラードの類として灰とダイアモンドの衝撃が強すぎて地味な方のバラード曲と捉える方は少なくはなかったと思います。


しかしその印象はすぐに変わりました。
アルバムが発売して数日後 有安杏果さんがブログで


『この一曲ずつ試行錯誤しながら作った
今回のアルバム曲のレコーディング

果たして、一番最初にレコーディングした曲は
どれでしょー??』

[2013/4/11 ももパワー充電所より]

とゆう質問をしました。


答えは次のブログにありました。

正解は月と銀紙飛行船だと。

続けて彼女はこう書いています。


『 復帰後、初の挑戦曲がこの曲であったのは
ある意味私にとってすごくラッキーだったのかもしれない

あの独特の世界観へまず入り込むことで
なにか今まで持ってた拘りから解き放たれ
自分の中の空気を大きく変えることができたような気がしたから


そしてそのあと
それぞれの曲でそれぞれの持つ世界観を活かしながら
一つずつ試行錯誤して作っていくのが
本当に楽しくなったし

いいキッカケになったのかもしれない』

[2013/4/13 ももパワー充電所より]




杏果さんが今回のアルバムを作るのに当たってこんなにも重要な曲だったのか。


僕は非常に単純な男なので、

このとき少なからずこの曲に対する見方が変わりました。


そしてもう一つ見方が変わる出来事が、
それは、たしかなにかの雑誌の記事でのインタビューで声が出なかった時期ことを聞かれた杏果さんの言葉。←曖昧ですいません

「しゃべれないことより歌えない事の方が辛かった。」と。


この言葉を読んで目頭が熱くなりました。

杏果さんは本当に歌うことが大好きなんだなと。
その時頭に過ぎったのが月と銀紙飛行船でした。 ※杏果さんのことばかり書いてすいません(笑)ここはまだ序章ですので。


月と銀紙飛行船は杏果さんが復帰後1番最初に収録した曲。

喉の治療で歌えない日々が続いた杏果さん。

それは私達には想像できないくらい辛いことだったと思います。

そんな彼女がようやく歌えるようになり、この歌を収録したとき どれだけ嬉しかったのだろうか。楽しかったのだろうか。

そんなことを想うとまた違ったように聴こえてくる。
胸が熱くなる。

このときから僕は月と銀紙飛行船が好きと言うようになりました。
本当に単純な めでたい野郎です。

しかし今思うと、これは上っ面な 好き に過ぎないのかなと思う。




話は変わり、6月頃。なぜか忘れられない日が僕にはある。

大学の5限帰り、最寄駅に着いて自転車を漕いで家まで帰っていたときのこと。

長い坂に直面したので自転車を押して帰っていらウォークマンからシャッフルで月と銀紙飛行船が流れてきました。

ふと夜空を見上げると雲ひとつないいい天気で、綺麗な星と月がよく見えた。


その景色が月と銀紙飛行船のゆったりとした壮大で幻想的なメロディーとよくマッチする。

そこから聴こえてくるももクロちゃん達の歌声は僕の心を震わせた。

気づいたら涙が止まらなくなっていた。
なぜこんなにも涙がでるのか自分でも理解できなかった。

そして僕はこの日のことをなぜか鮮明に覚えている。



でも今ならこの日の涙の理由がわかる気がします。

今回はそのことについて語りに来ました。
ここからが本編です。



歌詞を見てみましょう。



『さあ歩きだした ブリキの楽隊
今夜はどんな月夜見上げるんだろう

一人じゃ眠れない子供みたいに
でもなんだか時々 不安になります

どうすればいい
どうでもいい
このまま一緒にいられるよ ずっと

僕らの明日はまだかよ
僕らの明日はまだだよ
銀紙飛行船 夜空に浮かべて
僕らの旅はつづくよ
何が待っているんだろう
神様 あなただけ知ってるなんてずるいよ ねえ

全世界シンフォニー でたらめのティンパニ
笑うとこ違うでしょ デコボコメロディ

そうじゃないよね
そうじゃないけど
大人になれば何が変わってゆくの?

僕らはドアをさがすよ
僕らはドアをたたくよ
震えているけど泣いてなんかないよ
僕らは旅の途中で
何に、誰に、会えるだろう
神様 あなたに見える未来は一つだけなの?

なんだかちょっとわからなくなったりする時もあって
自分に 何、お前!? みたいに思ったり
でもね そんな時 みんなの顔見て
あ、ここだって思う
そう、だからここからなんです
ここから始まっていくんだって気持ちが
なんかこう 近づいてくって感じで
後戻りはできない いつだって時間は進んでいくわけだし
うん、だから歩くなら後ろじゃなくて前だよね

あ、いいんだ、って思えたら
それだけでいいんだ
信じてるんだ

僕らの明日はまだかよ
僕らの明日はまだだよ
銀紙飛行船 夜空に浮かべて
僕らの旅はつづくよ
何が待っているんだろう
神様 あなただけ知ってるなんてずるいよ ねえ

今日も 明日も 僕らの旅は…』


とても素晴らしい歌詞ですね。



ちなみに
この歌詞を書いたのは作詞家の岩里祐穂さん。

この方は『LOST CHILD』や『サラバ、愛しき悲しみたちよ』などの作詞も手掛けています。


この歌詞にはどんな意味が込められているのだろうか?
僕は徹底的に調べあげました。

その結果2つのキーワードを見つけました。

それは『未来』と『不安』。


研究の成果をダルくなければ読んでやってください。



まずは一番の最初の部分

『さあ歩きだした ブリキの楽隊
今夜はどんな月夜見上げるんだろう』


・歩きだしたブリキの楽隊


この部分では非現実的なことが起きています。

どこか懐かしい童謡を思わせるような歌詞だと思いました。


例えば おもちゃのチャチャチャのような、

みんなスヤスヤ眠る頃
おもちゃは箱を飛び出して踊るおもちゃのチャッチャッチャ

子供の頃を思い出しますね。

この一文でなんだかファンタジーな世界観がある曲だなとおもいました。



・今夜はどんな 月夜見上げるんだろう

この部分で舞台は夜ということが確定します。


ちなみに僕は最近まで『どんな月を見上げるんだろう』だと思ってました(笑)


月夜とは、
月光の明るい夜という意味です。

ググッたら画像が出てきたので貼っときます。




続いての歌詞

『一人じゃ眠れない子供みたいに
でもなんだか時々 不安になります』

・一人じゃ眠れない子供みたいに

僕は月と銀紙飛行船にはどこか物語性があるように感じます。

主人公は女の子。

一人じゃ眠れない と書いてあることから
この子は誰かと一緒に寝ている。

この子の隣には誰か身近な大切な人が一緒に寝ているのだろう。



そして、『子供みたいに』と書いてある。
つまり主人公は子供ではないということ。

僕はブリキの楽隊がでてきたとき、
眠れない小さな女の子のお話かな?と思っていました。

子供ではない、
ちょうどももクロちゃんと同世代、
僕と同世代の女の子、そんなような気がします。


なので今回の主人公は
玉井さんという提でいきたいと思います(笑)
一人じゃ眠れないとゆう理由で(笑)

必然的に隣で寝ている大切な人は
百田さんということで進めていきます。

この方が想像しやすいかなと(笑)



・でもなんだか時々不安になります。

一人じゃ眠れないから誰かと寝ている。

一人で寝るとき、
寝る前にいろいろ考えてしまう。
怖くなったり、不安になったりします。

だから誰かと一緒に寝ている。

しかしこ玉井さんはときどき不安になると言う。

この『不安』とはなんなのか?

それは次の歌詞にでてきます。


『どうすればいい
どうでもいい
このまま一緒にいられるよ
ずっと』


・どうすればいい どうでもいい

この部分、僕は寝ている二人の会話のような気がします。

玉井さんは寝ているとき、きっと何かしらを考え込んで不安になっている

不安になって何をしたらいいかわからず
もどかしい気持ち。


何したらいいかわからないもどかしい気持ち
そこで玉井さんは百田さんに聞きます。
「どうすればいいの?」

しかし百田さんにはそんな不安は知ったっこちゃない
だから
「どうでもいい」
と返す、
そんな会話。


そして玉井さんは言います。
「このまま一緒にいられるよ ずっと」

会話が繋がってない気がしますが
これはこれでいいのです。

もしかしたらこれは玉井さんの心の声なのかもしれない。

そしてこの部分こそが玉井さんの『不安』
の部分であると思います。

「このまま一緒にいられるよ」っと断言していますが
これはきっと願望や疑問の意味が含まれていると思われます。

わかりやすく言うと
「このまま一緒にいられよ ずっと」
の本当の意味は

「このまま一緒にいられるよね?この先もずっと一緒にいたいなぁ。」
みたいな感じです。

つまり玉井さんは『未来』に不安を抱いているということ。

この先も百田さんと一緒にいられるのか?
なにが起こるかわからない未来はとても怖い。

だけどずっと一緒にいたい。
そんな気持ち。



僕もこれからのことを思うと不安だし怖いです。
だからこの部分はとても共感できます。



そしてサビへ


『 僕らの明日はまだかよ
僕らの明日はまだだよ
銀紙飛行船 夜空に浮かべて
僕らの旅はつづくよ
何が待っているんだろう
神様 あなただけ知ってるなんてずるいよ ねえ』



・僕らの明日はまだかよ 僕らの明日はまだだよ

この部分も会話のような感じです。


不安で眠れない玉井さんは
「明日はまだかなぁ?」
と早く夜が明けるのを待っている。

百田さんは
「まだ夜は明けないよ」
と優しく言葉をかける。



・銀紙飛行船 夜空に浮かべて


銀紙飛行船とはなんなのか?

これは空想の乗り物。

夜空を浮かんでゆったりと動く銀紙飛行船。

これはきっと時間が進んでいく様子の比喩?みたいな感じだと思っています。


時は未来に向かってゆったりと流れいく。


そんな様子を銀紙飛行船で表しているように思える。



・僕らの旅はつづくよ 何が待っているんだろう


『旅』とは『人生』、『時間』比喩的表現。


僕らの人生は、時間は進んでいくよ

どんなことが起きるんだろう?

そんな感じ。

そして最後に
「神様あなただけ知ってるなんてずるいよ ねえ」
と言っています。

この先のことを神様だけが知ってるなんてずるい、と。

“ずるい"ということはやはり未来のことを知りたいということ。

そして最後の“ねえ"は
未来に対して不安があるというとこと示しているような、、、

きっと「何が待っているんだろう」の部分は
期待よりも不安の方が大きいと思う。

実際僕もそうだし、みなさんもそうかもしれない。



サビの後半部分を僕なりに意訳するとこうなる


“僕達の人生は、時はどんどん未来へ向かって進んでいるけど

この先にはどんなことが起きるのか、
どんなことが待っているのかは  
わからないから少し不安である

(未来のことを)神様だけが知ってるなんてずるいよ  この先のことを知りたいなぁ(´・ω・`)"

みたいな感じです。
なんだかとても心に染みる。

淋しいようななんだかよくわからない感情。



2番いきます。


『全世界シンフォニー でたらめのティンパニ
笑うとこ違うでしょ デコボコメロディ』


この部分はどうゆう意味なのか?

これは非常に難しいです。

じつはまだよくわかっていません。
でも分からないなりに考えました。


・全世界シンフォニー

シンフォニーは交響曲という意味だが
もう一つは

いろいろの異なった要素がまじり合って、ある効果を生み出しているたとえ。
という意味もある。

なのでこの部分は
全世界を交響曲だとすると
世界は国々が各々の音を出して成り立っているということ。


・でたらめのティンパニー 笑うとこ違うでしょ デコボコメロディ

この部分は世界ので起きている戦争や差別のことを表しているような気がします。


いい音を奏でる国もあれば
ちょっと下手くそで不器用な国だってある

だけどその国を笑ったりバカにしたりするのは違うよってことだと思う。


『 そうじゃないよね
そうじゃないけど
大人になれば何が変わっていくの?』


これはさっきの続きだと思う。
笑ったりするのはちがうよね?そうじゃないよねって、

次に逆接が入る。
そうじゃないけど、と。

今そうじゃないと思ってる。
だけど

大人になれば何が変わっていくの?

この部分はこの歌の歌詞のなかでも珍しくクエスチョンマークが入っています。

今までの歌詞でも
クエスチョンマークがあってもおかしくない部分はたくさんありました。

つまりこの部分は彼女がもっとも不安で答えを求めている部分だと思います。



差別や戦争はとってもいけないこと
そんなのわかってる
だけど

大人になったら考え方や価値観は変わってしまうのかな?と。



サビへ、

『僕らはドアをさがすよ
僕らはドアをたたくよ
震えているけど泣いてなんかないよ
僕らは旅の途中で
何に、誰に、会えるだろう
神様 あなたに見える未来は一つだけなの?』


前半部分は
大人になったらなにが変わるのか?
その答えを探している、もがいている そんな様子。

不安で不安で震えているけど泣いているわけでわない。

そんなことってたまにないですか?
特に夜には。


そして後半部分はそのままですね。


私達はこの人生の途中でどんなことに、
また、どんな人に出会えるんだろう
ってことですね。


そしてセリフへ

このセリフがまたいいのです。
声が重なって聞こえづらいけどよく聞いてみるとすごいいいことを言っています。


『 なんだかちょっとわからなくなったりする時もあって
自分に 何、お前!? みたいに思ったり
でもね そんな時 みんなの顔見て
あ、ここだって思う
そう、だからここからなんです
ここから始まっていくんだって気持ちが
なんかこう 近づいてくって感じで
後戻りはできない いつだって時間は進んでいくわけだし
うん、だから歩くなら後ろじゃなくて前だよね




自分が誰なのか、なんなのかわからなくなる時もある

だけど周りを見れば大切な人達がいて
自分の居場所はここなんだって思う。

それに気づけたとき、また新たな一歩を踏み出せる。


時は常に未来に向かっているから
決して過去には戻れない

だから真っすぐ未来へススメ。



この歌詞にはほんとに勇気づけられました。


高校に戻りたい、子供に戻りたい。
ずっとそう思ってたけど結局は戻れないんですよね。


僕が月と銀紙飛行船にこんなにも心に響くのは共感できる部分が多いからなんだと思います。

まさに僕達世代の今の不安を歌った歌だから


僕は今19歳です。
もう少しで成人を迎えます。

この歌はまさに自分の心情とリンクします。


大人になればなにが変わっていくんだろう?
僕もその答えを知りたい。

大人になったら今一緒にいる友人とは会えなくなるのかな?


そして、あの時流した涙の理由がわかった気がする。


僕は大学でなにをしてるのか、なんのために勉強してるのかわからなくなっていた。
やめようとも何度も思った。


そんな帰り道に聞いた月と銀紙飛行船。



不況だし就活あるし、
ちゃんと就職できるのかだってわからない

就職できねも仕事だってちゃんとこなせるかわからない
未来のことを思うととても怖いです。
できれば大人になりたくないと思ってましまた。

子供に戻りたいと思っていました。


だけどいくらそんなこと思っても戻れないし
考えてる間も時間は進んでいく。

だったら前を向いて歩いていこう。
未来に向かって歩いていかなきゃならないと思わせられました。

僕はあの時はそれを頭ではなく心では感じ取っていたんだと思う。

だから自然と涙が溢れてきたのかもしれない。


大人になることへの不安は大人にはわからない。
ちょうど僕たちの世代だからわかること、
僕たちにしかわからない今の不安を歌っている歌。

だから心に響くのかな。



僕たちの世代ってことはももクロちゃん達も同じ。

大人になること、この先のこと、不安だらけだと思う。


国立競技場大会で歌われたバラードは月と銀紙飛行船と 灰とダイヤモンドのみ。


数あるバラード曲からなぜ月と銀紙飛行船だったのか?
その理由がわかる気がします。


国立は夢の舞台。
それを目指してやってきたけどついに目標を達成できた。


だけどこの先はどうするのか?

国立終わった後はなにをすればいいのか?

とても不安だったと思う。


だけどこの曲で
このliveが終わってもここで終わりではない

ここからまた新たな一歩を踏み出します。

私達の旅は続きます。

私達は未来へ向かって歩いていきます。と。


そういった意思表明があったんじゃないかと思います。


そして一番最後の部分

『 今日も 明日も 僕らの旅は… 』

一番最後は途中で切れています。

これは僕らの旅は どうなっていくのか誰にも分からないってことじゃないかな?


人を笑顔にするゴールのない旅へ。

この先どうなっていくのかわからないけど

僕ははももいろクローバーZを応援し続けたい。