大変お久しぶりですビックリマーク

本は読んでますが、ラジオで紹介もしてますが、なかなか記事にできず・・・。

 

今年はラノベをよく読んでいる年で、「この素晴らしい世界に祝福を!」(このすば)とか「ロクでなし魔術講師と禁忌聖典(アカシックレコード)」(ロクアカ)とかはまって1日1冊ペースで読んだりしてました。

いやぁ、面白いラノベは面白いですね。

そのあと「しまった・・」って後悔するレベルで自分に合わない作品にも当たってしまいましたが・・。

オススメのラノベあったら教えてください。

中学時代の知識で止まってるわ、ラノベ。

当時はスレイヤーズ、あかほりさとる全盛期で、少女向けだとハイスクールオーラバスターシリーズとか、マリみてとか読みあさってましたね~。

もう絶版になってる本もあると思うんですが、時々読みたくなります。

 

で、直近で読んだのはこの本。

前のラノベの流れ全く無視ですが・・。

昭和の未解決事件の中でも抜群の知名度をほこる(と思う)

 

『グリコ・森永事件』

 

を題材にした『罪の声』という作品です。

罪の声罪の声
 
Amazon

 

今年の本屋大賞の3位の作品です。

作者は塩田武士さん。

もともと神戸新聞社の記者をされていた方だそうです。

なるほど、その経験も多分に活かされて書かれている作品だと思います。

私はグリコ・森永事件が起こったときは生まれてましたが物心はついていなかったので、「名前くらいは知っているけれど・・」くらいの認識でした。

 

ですが、この作品を読むときはそのくらいの知識のほうが楽しめる気がします。

ネットで調べちゃうと色んな説とかオカルトな話も出てきちゃうので作品にバイアスがかかる気がする・・・。

なので、これから読む方はそのままこの作品と向き合うのが吉!

 

あらすじとしては

 

京都でテーラーを営む俊也の父の遺品の中から英文で書かれたノートとカセットテープが見つかる。ノートには30数年前に世間を震撼させた未解決事件でターゲットになった「ギンガ」と「萬堂」の文字が。そしてカセットテープには幼い自分の声が録音されていた。その内容は当時犯人が脅迫に使った内容だった・・・。

 

というところから始まります。

そりゃあびっくりします。俊也の目から見た父は生真面目な仕立て屋でおよそ犯罪とは縁遠そうな人な上に、犯罪の証拠っぽいテープには自分の声が録音されてるんですから・・。

 

そして、この話にはもう1人重要な人物が出てきます。大日新聞勤務の阿久津という記者。

彼はもともと文化部の記者なのですが、年末の企画でこの事件を扱うから何かネタをつかんで来いと言われてこの事件を調べ直すことになります。

 

この俊也サイドと阿久津サイドでお話は進んでいきます。

 

この話は「今だから書ける」という立ち位置に立って物語が進んでいます。

作者の塩田さんも30代後半とまだ若いので、その年代の方が改めてこの事件と向き合ったら・・・。という立ち位置です。

この事件がもう時効を迎えていて、当事者も亡くなっている方も多い、また、30数年秘密を抱えてきて最期に誰かに言いたい・・という人間の心理も利用しているからこそのお話かなと。

 

出来事としてはもう「過去の未解決事件」なので、現代から見たときにそれをどう扱うのか、どうやって未来につなげるのかという落としどころはうまいと思いました。

追いつ、追われつの緊迫感がある!というタイプの話ではないですが、この事件を知るとか、こういう出来事があったのかもしれない。

という説得力はある話だと思います。・・私がこの事件をあまり知らないからそう思うのかもしれないですが・・。

50代、60代の人が読んだら感想変わるのかな?

私としては「ほぅほぅ」と思いながら面白く読めました。

多少全共闘とか活動家とかの話が出てくるのですがそれもまた昭和な感じでした。

今より凄くそういう事が身近だったんだろうなー。

安保闘争のことは私もあまり知らないのでそれ系の作品も読んでみたいなと思いました。

そして、この本ブロ友さんから貰ったんですが、四六判って買うの躊躇っちゃうので有難かったですおねがい

感謝!!