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いわずと知れた森三中の大島みゆきさん、そして売れっ子構成作家の鈴木おさむさん。
このエッセイはお二人の結婚生活を鈴木さんがエッセイとして書いている本です。

お笑い芸人と構成作家・・・そりゃあ現場後の飲み会とかで会うこともあるでしょう。
意気投合することもあるでしょう。
で、そっからお付き合いなぞが始まって、お互いがお互いの大切さに気付いて・・・結婚。

・・・となりますよね。普通は。
・・・でも、その結婚は普通とはちょっと違っていました。
だって、交際期間0日で結婚したんだから!!
初めて二人っきりになったのはなんと、婚姻届を提出した後、ファミレスで。
大島さんの二人っきりになった時の第一声は

「・・・・なんか気まずいね」

だったという。
そんなトンデモ婚のお二人が結婚10年目を迎えました!

私、このエッセイのシリーズ一巻から読んでまして、もう10年かぁ・・・と思うと、感慨深いというか・・・勝手に隣のおばちゃんのような親近感を持ってしまってます、この御夫婦に。

綴られていることはお二人の日々の暮らしのこととか、いやいや、それは普通の夫婦にはまねできないことなんじゃ・・・と思うことですが、お二人が仲がいいことが伝わってきてなんとなくほっこりします。

それぞれのエッセイの終わりに鈴木さんが夫婦円満の格言めいたものを書いていらっしゃるのでちょっとご紹介。

好きな人のおならを嗅がないのはもったいない

愛感(あいかん)が芽生える関係になろう

日々の生活の中で『約束』していることを忘れるべからず。


などなど。
好きな人のおなら~の格言(?)は大島さん曰く、好きな人のことなら何でも知りたいじゃん!おならには食べたものや健康状態など色々なデータが詰まってるんだよ!嗅がなきゃ損じゃん!!
という信念のもと、今では二人ともおならを嗅ぎあう関係というもの。
確かこのシリーズの一巻あたりではまだその理屈に躊躇が見受けられた鈴木さんも、結婚10年目ともなればお互いのおならを嗅ぎあって笑いあえる関係になっているようで・・・。そういう愛の形もあるのかなぁ。と思わされます。

愛感~は鈴木さんの造語らしく・・・・。
よく言われませんか?どんなに好きな相手でも3~4年で恋愛感情は無くなると。脳科学的には本当にそういうデータが出ているらしいです。
そこで鈴木さんは3~4年たって「恋愛感情」の4文字の中から「恋愛感」が抜けて「情」になる人と「恋と情」が抜けて「愛感」になる人がいるのではないかと。
だから「愛感」が持てる関係で居たいねってことなんですが、これって素敵だなぁって思います。そう思えば、凄く好きな人が居たとしても恐れることは無い気がします。

『約束』を忘れるべからず
の話は鈴木さんが「大島さんの誕生日に一番に誕生日おめでとうメールを送るね」と去年の誕生日の時に言っていて、今年の誕生日の時にその約束を忘れてただお祝いしたら大島さんが悲しんでたというもの。
これ、人によっては「祝ってるんだから誕生日メールくらいで怒るなよ!」と思う人も居そうですが、そこを大島さんに対してすまないと思って反省する鈴木さんだからこそ、そして、一年前のその約束をしっかり覚えてる大島さんだからこそ、ここまで仲良くやってこれているんだなと思います。

全体を通して「仲がいいんだな~」と思うエピソードと、いやいや、普通の夫婦でそれは無いから!というエピソードが混在してて楽しめます。

お二人の写真も載っているんですが、お互いの顔がそっくり!
仲がいい夫婦はお互いの顔も似てくるというので、写真からも仲の良さが証明されてるなと思いました