最近買った新譜の備忘録を。
Bruce Springsteen
《Wrecking Ball》
ルーツ志向な曲は、極めてシンプル。でも、枯れた味わいや円熟とは無縁の、アグレッシヴさ全開。これぞ、ロックです。
Big Brother & The Holding Company (Feat. Janis Joplin)
《Live at the Carousel Ballroom 1968》
まさに無骨な演奏をバックに、ジャニス嬢の個性が爆発しています。当時のロック・シーンの熱量が、じりじりと伝わってくるかのようです。ステレオ・チャネルが偏っているので、イヤホンではなく、家のステレオ・セットで聴きましょう。
Janis Joplin
《The Pearl Sessions》
こちらはマニア向けながら、ジャニスの天才シンガーぶりが垣間見れる、デラックス・エディション。僕は《Pearl》のデジタル・リマスターを初めて聴いたので、正規10曲だけでも大満足です。
Magic Sam
《Raw Blues!》
まさかの発掘未発表ライヴ。音は劣悪ですが、とにかく熱いです。やっぱり、この人は希代のブルースマンでした。
Bonnie Raitt
《Slipstream》
1曲目はファンキーでポップですが、総じてシンプルで泥臭くて、ボニーさんのスライド・ギターも随所で堪能できます。最近の作品では、ピカイチだと思います。