4月備忘録 | 「Nothing But The Blues」 By 山本慎也

「Nothing But The Blues」 By 山本慎也

日本語ブルーズを歌っています。ライヴ、音楽、執筆文を掲載した雑誌、日本文学、プロレス、日々のことなどを、不定期に綴ります。

年度が改まって、仕事は一段落しましたが、プライベートが何かと忙しく、嬉しい悲鳴でした。

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2日は、イマーノさんの誕生日でした。馴染みの吉祥寺ブラック&ブルーに、上村秀右率いるイグノランツを観に行きました。秀右は、やりたいことをしっかりやってて、みていると思わず笑顔になります。君のことは、和製ジョニー・ウィンターと呼ぶことにしたよ。
思いがけず、ZUZUさんの叩く「トランジスタ・ラジオ」を聴けたのは、嬉しかった。「ギターパンダ」山川のりをさんも、素晴らしいステージでした。

「Nothing But The Blues」 By 山本慎也-ギターパンダ

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14日は、菊さん率いるエレクトリック・マッドを、下北沢251にて。鬼っち、相変わらず最高のドラムでした!
このユニットは、是非とも継続してやって欲しいです。菊さんは、日本の宝です。

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19日は、Bobby Rushさんを、ビルボード東京で。バイユーゲイトの有さん、ありがとうございました!
Bobbyさんは、下品でエンターテインメントで、それでいてDeep & Deep。すっかり引き込まれました。ハーモニカの音色、深かったなぁ。ギターも、深かったなぁ。紛れもない、本物のBluesでした。

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20日は、コージー大内 のレコ発ライヴを、荻窪ルースター・ノースサイドで。力が入っていました。
珍しいバンド・スタイルも堪能しました。年末のNHK紅白に向けて、大きく羽ばたけ!

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22日は、龍之介 を、下北沢LOFTにて。
深みの増した龍之介の歌に寄り添うぶんちゃん(畠中文子さん)のピアノ、激しくもまろやかで、身動きできないくらいに本当に素晴らしかったです。素晴らしいコンビです。
新作《ともしび》からの名曲〈灯りの消えた街で〉では、確かに「希望」が舞い降りました。

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23日は、ロジャー・ダルトリーさんを、有楽町国際フォーラムにて。改めて、ロジャーさんに惚れました。大好きなシンガーです。
いとこのギタリストは、弾きすぎず、弾かな過ぎずで、ピートさんの不在を感じさせない絶妙な塩梅。ピート弟のサイモンさんも、良い感じでした。
《Tommy》ほぼ全曲に、Whoのヒット曲満載で、大満足でした。

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28日は、函館に旅行。五稜郭にはロマンがありました。函館山からの夜景が有名ですが、原発がこんな時に夜景なんて見たくないので、昼に行きました。いやらしい観光地とは一味違う、美しい街並み。美味しい海産物。住みたい街No.1です!

「Nothing But The Blues」 By 山本慎也-五稜郭

29日は、札幌に移動して、ジンギスカン大会の後、BAHIAにて、松竹谷清 さんの弾き語りロックンロールを。唯一無比の世界観。素晴らしい歌声。終演後の宴席も含め、素晴らしい夜でした。

30日は、すすきのノルベサの観覧車から、札幌繁華街を眺めました。30回くらい来てる札幌だけど、ここは初めてでした。清さん曰わく、地元の住民は、誰も行かないって。でも、けっこう怖くて、楽しいですよ。

「Nothing But The Blues」 By 山本慎也-松竹谷清