エンジン不動のサンバークラシック修理
このまえエンジンを載せ替えした車両とはまた別のオーナーさんで、
同年式で同色のサンバークラシックなのですが、遠方でエンジンが
全く始動しなくなり急遽レッカーで運ばれてきて入庫しました。
それではあちこち点検していくと、、、
2番の火花がたま~に飛んで、4番は全く飛びません
プラグコードとデスビキャップ&ローターなど古くて劣化
していたので、とりあえず交換してみたところ、
一発で始動するようになりアイドリングも安定、車庫入れなど
も問題なく動くので、直ったかなと思い、試乗しようとグッと
アクセルを踏み込むとストンとエンジンが止まってしまします
なので、今度は燃圧を計るとかなり弱くどうやらポンプ
のほうも同時に寿命がきてしまったようですね そして
燃料ポンプと燃料フィルターを交換し、もう一度圧力を計測。。すると
ダメなポンプの倍近く力強い数字をたたき出してくれて一安心~
今度は加速もバッチリ、上り坂もガンガン走れるようになって
修理完了とお客さんに連絡したところ、オイル漏れも酷いので
ついでに修理よろしくですと、次はオイル漏れ箇所の点検を開始
オイルパンとタペットカバーから滝のように漏れているのを確認
で、オイルパン等をはぐると、中が超真っ黒
これ25年間の汚れがどっさりこびり付いて非常に酷い状態
できるだけ掃除して汚れを落としてから組付けましたが、、
写真のとうりここまで綺麗にするまで本当時間かかり苦労しました
しかしまぁおかげでエンジン音もすごく軽く静かになってくれて
ダラダラに漏れていたオイルもピタっと止まったので、
しばらく快適に乗ってもらえそうで良かったです 【終】