しばらく更新をしていなくて申し訳ありませでした。
昨年の4月末に帰国して以降、いろいろと考え、自分が選手としてNFLに挑戦することを断念いたしました。今まで応援して頂いた方々、本当にありがとうございました。2012年に会社を辞めてNFLに挑戦をした約3年間は、自分の人生にとって本当に貴重な経験になりました。家族、親戚、友人、アメフト関係者、スポーツ関係者、すべて人に感謝です。
今は平日はサラリーマンとして普通に働きながら、アサヒビールシルバースターで選手としてプレーしています。
選手としての挑戦は終わりましたが、広い意味でのNFL挑戦はまだ終わっていません。
昨年末にアメフトのキックを教える『Japan Kicking Academy』という団体を、同い年で盟友の丸田と共に立ち上げました。
私たちが今までアメリカで学んできた経験を、日本の若い選手たちに広く伝えていきたいと思っています。そしてただの「キック教室」で終わるだけでなく、今まで誰もやったことのない新しい取り組みをし、日本のアメフト界、そしてスポーツ界に刺激を与える存在になっていきたいと思っています!
これで生計を立てるつもりは全くありませんが、ライフワークとして本気で取り組んでいくつもりです。
私自身まだまだ未熟で、至らぬ点があるかと思いますが、失敗を恐れずに挑戦していきます。
夏にはNFL選手を呼んでキャンプをやる予定です。
今後ともよろしくお願いいたします。
櫻井義孝
Japan Kicking Academyの設立経緯はこちらです↓↓
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私達がなぜこのアカデミーを設立したのかをご説明したいと思います!
私達は過去3年間で何度かアメリカに渡り、NFLやアリーナフットボールのトライアウトを受けたり、本場のコーチの指導を受けてきました。
その中でキックに最も重要なのは「技術」であることを知りました。体格差ももちろんありましたが、日本人とアメリカ人のいちばんの差は技術(蹴り方)でした。
その技術を若い頃からしっかり学べば、日本人でもNFL選手のようなキックを蹴ることは可能だと思っています。
現在、日本に専門的な技術を学べる機会が少ない為、後輩や次世代の選手達に自分達がアメリカで学んで来た事を伝えたいと言う思いで、このアカデミーを設立しました。
私達が学生の頃は、キックを教わる機会が少なく、YoutubeなどでNFL選手のビデオを見て、情報を得るのがメインでした。
次世代の選手たちにはもっと早く成長をし、どんどん上を目指してもらいたいと思っています。
アメリカに挑戦する・しないに関わらず、日本人キッカーの平均レベルがアメリカを上回ることが、Japan Kicking Academyが目指すゴールです。
自分たちの練習もあるので、時間的な制約はありますが、出来るだけ多くの選手の成長をサポートしていきます。
よろしくお願いいたします!
Japan Kicking Academy
櫻井