2018年9月19日

『 縁』

「御縁」という言葉に悪意は無く、どちらかと言えばプラスのイメージがある。

一方で「御縁」を強調したり、大事に思っていると公言する場面に出くわすと、なんか胡散臭い気がする。性格が捻くれているのかもしれない。


しかし、そんな自分も縁を感じる事があるし、敢えて自分から縁を切る様な事はしたくない。

小さな会社だが、別の支店に異動になったり退社した人もいる。

それまでとは比べ物ならない程、接点は減る。

でもたまに思い出したり、話したくなったりする。今日がそんな日だった。

久しぶりに電話をすると、懐かしく暖かさを感じた。

近くにいない分、愛おしいくさえ感じた。

いっときでも一緒に働いた人とは何か繋がりがある。

頻繁に連絡を取り合う事は今後もなくても、たまに連絡は取りたい。



縁を大事にするというより、人を想う。

この気持ちが、結果的には縁となるのかもしれないと思う。

縁を大事にする訳ではない。

自分もそう思われる人になりたい。

近くにいても想う。

これがベースかもしれない。

想われる人になる為には、まず想う。

人に求める前に、まずは自分から。


今日はそんな感傷に浸る日なのかもしれない。

目に見えないが、必ず繋がりはある。

見えないからこそ感じ取り、大切なのだと思う。