2018年8月1日

『礎なるもの』

小学校4年生の時にサッカーを始めた。

やり始めて直ぐに楽しくなり好きになった。

年数が経つごとに好きの度合いが高くなっていった。


中学生になり、クラブチームに入ると様子が一変した。理由は練習がつまらなくなった。

基礎練習に重きを置いた練習内容だったからだ。ひたすら基礎練習をやらされた。

練習をしていたのでは無く、練習を「やらされていた」。そんな感覚でだった。

しかし、高校生になると周囲の人より、少し基礎がなっていると自分で思えた。

中学の3年間、教わった監督には感謝しかない。

気付けば、好きな練習メニューは基礎練習だった。

やらされていた基礎練習を自らやるようになった。


私は結果、プロになれなかった。だから自分の考えが正しいかと問われれば、疑問符が付く部分もある。

しかし基礎練習が自分の成長の過程で1番重要だと感じた。これを疎かには出来ない。

会社で後輩をマンツーマン指導する事になった。やはり基礎練習をみっちりさせようと思う。


家を建てるにも基礎が大事。何かを学ぶにも基礎から学ぶ。

業務の基礎、社会人としての基礎、人間としての基礎。

何か自分自身も身が引き締まり思いがする。