始まり、終わりと付く単語や慣用句、諺などがいくつもある。

終始などと、対の語をくっつけて1つにしたりもする。


物事の始まりと終わりが重要だからではないだろうか。

「良い滑り出し」、「終わり良ければ全て良し」「出鼻を挫かれる」「良い死に際」などなど。

始まりが悪ければ、マイナスからのスタートとなるので良い事ではない。などと誰もが頷けるのではないだろうか?


しかし、物事の始まりなんて、そうそうあるものではないし、今が始まりだ、なんてあまり意識はしていない。

けれども、誰でも始まりは毎日ある。

「1日の始まり」は誰もが必ず、毎日経験をする。

朝寝坊をした、朝。

電車に乗り遅れた朝。

良いスタートを切ったとは言えない。

良いスタートを切るには下準備がいる。

それが前日の夜だ。

夜更かしをすれば「1日の始まり」がマイナスからのスタートになってしまうかもしれない。

だから、始まりと終わりは対なのだ。

新卒の社員はスタートを切って2ヶ月が終わった。

新卒や新人にとって、良い始まりとなるように先輩社員は手助けをする必要がある。

スタートダッシュが理想だ。


新人にとっては今がとても大事な時期である。

この1年をどう過ごすかで、その後が大きく変わってくる。

だからコケさせてはいけない。