ちょっと凄すぎたので読書感想記事です!
昨日読み終わったのですが、
もうっ、さすが桐野夏生
うっかりハッピーエンドを期待した私がバカでした
こんな世界あってたまるかのディストピア小説、登場人物ほぼ全員クズ。
味方かと思えば敵だし、信じたら裏切られる。
人はここまで悪意をもち、サディスティックになることができるのか。
もう途中からやめられなくてお夕飯後の家事育児は一切ダンナに任せて読み切りました〜
救いのない小説なのに圧倒的なエネルギーもさすが。
久しぶりに読書感想サイトを覗いたら、最後の15行はギリギリで付け足されたとの情報が。
一切のポジティブな解釈を許さないラストはかなり重かった。
現実味はないのに、感情が揺さぶられる本当にいい読書時間でした
ちょっとネタバレしちゃったけれど、お時間ある方ぜひ読んでみてください〜!
期待すると粉々にされますよ!
何度か書いているけれど、私の人生ナンバーワンのドストライク小説は桐野夏生のグロテスク。
女の人が読むと肌感覚で共感したり嫌悪したり、感情を存分に刺激してくれると思います
偽悪的な語り手たちに翻弄される楽しい読書時間を持てるはず!
女の人生は容姿、頭脳、実家の太さ、男の人にモテること、なにがあれば幸せなのか。
もう本当に本当に楽しいですよ〜
次は先日買った飛ぶ男を読みはじめました!
久しぶりの安部公房、味わいながら読んでいます
さて、今日は何もない日曜日。
天気も良さそうなので大きな公園にでも行こうと思います