千代田区で働いていた元課長の退職日記 -2ページ目

News Corp.がGoogleニュースから削除されても痛くも痒くもない?

News Corp.がMicrosoftと提携交渉 Googleからニュース削除も

MSがGoogle包囲網を一生懸命作っているのか分からないけど、ニューズ社のコンテンツがGoogleニュースから削除されたとしてもGoogleにとっては大したこと無いのではないだろうか?

ニューズ社のコンテンツが米国でどれくらいの規模なのかはよく分からないけど、もしGoogleニュースから記事が削除されたら、Googleがいうようにニューズ社へのサイトアクセスが減って広告収入が減るだけで百害あって一利なしなのでは?と率直に思ってしまう。


自分も昔はYahooのトピックスをメインに見ていたが、Googleニュースを使ってからはYahooトピックスをあまり見なくなってきた。なぜなら、Googleニュースは配信元の数が豊富で、何よりも自分が気になるキーワードを登録しておけば、それに関連するニュースを即座に見ることができる。全国紙には掲載されないが、自分にとっては重要な情報を取りこぼすことなく得ることができるのはとてもありがたい。


また、コンテンツ配信側からみてもGoogleニュースはあくまでもコンテンツへのリンク表示だけなのでリンクをクリックするだけで自社コンテンツへ導けるのはかなりの利点ではないだろうか?Yahooの場合は、一度Yahoo内の記事に飛んでから、元ネタリンクが表示されるので、コンテンツ配信側のサイトに行くことはほとんどない。

あ、けど、Yahooの場合は配信者側と情報提供料とかで別途契約してるのかな??


現状、インターネットの世界ではGoogleが王者なわけで、その牙城を崩すといってもここ4.5年は難しいと思われ、そう考えるとGoogleをどうやってうまく利用するかを考えたほうが今の段階では賢明ではないだろうか?

MSのBingは何気に便利だけどね(笑)

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AmazonEC2上でサイボウズ ガルーン SaaS

サイボウズ総研とTISの社内ベンチャー、「AmazonEC2」でグループウェア提供

やったら面白いよなーって思ってた事がやはりでてきました。(ちと悔しい)
ガルーンの場合、性能問題が出た場合は、スケールアウトすることで解消されるため、AmazonEC2との相性もよいはず。

ただ、1000ユーザー規模での負荷検証も行って問題ないという結果になったというが一体どういうサーバー構成を組んでるんだろう?

通常であれば、1000ユーザーでLinuxなら単体構成でも十分行けるが、スペックはそれなりでないとだめだとサイボウズ社は目安として以下のスペックを公表している。

  CPU:Xeonクアッドコア 3GHz以上 x 2
  MEM:4GB

それに対してEC2はプラン毎にスペックが異なるが、smallプランで

  CPU:Xeonシングルコア 1.0~1.2GHz x 1
  MEM:1.7GB

largeプランで

  CPU:Xeonデュアルコア 1.0~1.2GHz x 2
  MEM:7.5GB

highCPUのextraLargeプランで

  CPU:Xeon8コア 1.0~1.2GHz x 2.5
  MEM:7.5GB

となっている。

推奨スペックに合致するプランでいくとlargeかhighCPUのextralargeになるが、1000ユーザーで考えるとlargeではちと心細い?

そう考えるとextraLargeが落とし所となり、extraLargeで仮定すると1インスタンスで運用し、アップロードがダウンロードの20%と仮定して固定IPオプションをつけたとするとEC2の月額利用料は大体こんな感じ

CPU使用料($0.68/h):0.68 x 24 x 31 =約505ドル
データ転送料:287KB(Yahooのトップページ)相当のリクエストが毎日1万PV発生すると月額約15ドル程度
固定IPオプション:月額7.2ドル

1ドルを90円で計算すると

(505 + 15 + 7.2) x 90 = 47,448円

となる。

そのほかEBSを利用したりS3へのバックアップなどを考えると6,7万円で収まる感じ。
7万だとして、年間84万円がサーバー運用費となるがこれを安いとみるか高いと見るかは企業によって考え方が違うと思うが、個人的には気持ち高いかな?という印象がある。

全部とは言わなくてもその分ライセンス費が安くなれば全然ありだけど。

レスポンスについては、来年アジアにデータセンターができるので、おそらく運用上問題がないレベルになるだろう。


社内の情報セキュリティなどの問題はまだあるかもしれないが、情報系システムがクラウド上に乗っかる時代がいよいよ現実味を帯びてきたわけでその中で商機を見いだせないSIerは淘汰されていくのが近い将来やってくるなというのを感じるニュースである。


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AmazonEC2が遂にアジア進出!!

Amazon EC2/S3がついにアジアにサービス拡大へ


必ずやるだろうと思っていたアジアでのデータセンター設立が来年実現しそうです。

来年にクラウドを使ったWebサービスを考えていて、ホスティング先としてはEC2が筆頭候補ではあった。ただ、遅延だけがネックになっていたのだがこれで解決されそうだ。


しかもこちらのサービスインと同時に展開ができそうなのも何かの運命か?(笑)


最近EC2絡みの本が増えてきた。







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サイボウズとGoogleAppsは共存させよう。それと、サイボウズの今後

最近、サイボウズを提案しているとGoogleAppsも検討中という話をよく聞く。


確かにAppsにもスケジュールや施設予約はあるし、サイトを使えばポータルや掲示板機能もあるのでグループウェア的な利用はできる。


たどちらも導入実績がある自分としては、どっちか一方に絞るのではなく両方採用し、いいとこ取りをするのがベストだと思う。(もちろん、予算があっての事だけど。)

GoogleAppsの一番の魅力はメール(Gmail)だが、実はサイボウズが一番不便な機能がWebメール機能。
そして、メール以外のグループウェア機能はサイボウズのほうが機能豊富で操作性もよい。


なので、


メール    :GoogleApps
グループウェア:サイボウズ


と使い分ければよい。


二つのシステムを入れるとまず問題になるのがアカウント管理と認証だが、アカウント管理はどちらもAPIを持っているので連携可能だし、認証もActiveDirectoryとかと連携すればOK。

そんで、ガルーンのポータルにGmailへのリンクを貼りさせすれば、入口をガルーンにしたポータルシステムの出来上がりである。


事実、前の会社でもメールはApps、グループウェアはガルーンにしていて、利便性はかなり高まった。


ただ、これは50名以上の企業に当てはまることで20~30名位の会社の場合は、正直言ってGoogleAppsだけで十分な部分もある。

これくらいの規模では掲示板といっても単純に情報公開できれば良く細かなアクセス権は求められないし、スケジュールもGoogleカレンダーで十分になってくる。というかむしろAppsのほうが便利な感じさせする。


そう考えると今まで小規模に強かったサイボウズOfficeの牙城が今後は崩されてくる可能性は高いわけで、サイボウズ社としても対策を考えて行かないといけないのではないだろうか?


日本のグループウェア市場を盛り上げたパイオニアには頑張ってもらいたい。


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日本シリーズの総括

実は私、巨人ファンです。

ということで、ちょっと今回の日本シリーズについて自分なりの感想でも。


まず、今回のシリーズは最後の最後までどっちが勝つのかが分からなかった。勝ち負けが交互についた結果からもわかるけど、これほどどっちが勝つか分からないシリーズは初めて。

第5戦で巨人が劇的なサヨナラをしたけど、普通なら「これで勝った!」と思うのだが、そこまでの自信が持てず、むしろ北海道に移る恐怖のほうが強かった。
事実第6戦も9回裏2アウトまで気が抜けず、一歩間違えれば逆転負けも十分にあり得た。
(逆に6戦に逆転されても7戦もあっさり持っていかれるという不安もなかった。)


大体シリーズにはキーマンとなる選手がいて、第2試合を見てどちらのチームに流れが行きそうかわかるんだけど、今年はキーマンになる選手もはっきりせず、ポイントとなる試合もなかった。というか、全選手がキーマンで全試合がポイントとなるような展開だった。


個人的には偽装スクイズや送りバントを見事に指したキムタクがキーマンになるかと思ったら、それ以降は活躍せず(むしろミスが多かったか)、日ハムも後半で高橋がポイントになるかと思ったけど、勢いには乗れずといった感じだった。


これだけ勝敗が読めなかったもの両チームが同じチームカラーでしかもリーグチャンピオンにふさわしい強さを持っていたからだと思う。しかも日程的にもCSが同じタイミングで終わったので空き期間がお互いに同じだったのもよかった。さらに言えば、巨人はグライシンガー、ハムはダルと両エースを欠いていたのも勝負を拮抗させた要因かなと。


とにもかくにも今シリーズはとても見応えがあったし、日本シリーズと呼ぶにふさわしいシリーズだったのではないでしょうか。


が、「来年は巨人には益々強くなってもらい、CS、日本シリーズと負けなしでいくくらいになってほしい!」と最後に巨人ファンとしての我儘を言わせてもらいます。(笑)


プロ野球選手の皆様、1年間お疲れさまでした!そして今年も感動ありがとうございました!



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