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今回も月間プロパティマネジメントの2015
8月号に掲載された、地方不動産投資に関する
記事をご紹介します。

今回も、スパークス・アセット・トラスト&

マネジメントの諌山哲史氏のお話です。


金融危機の時代を含めさまざまな案件に関わって

くるなかで、この「余裕」ということが投資を

するうえでもっとも重要なのでは感じています。



例えばいま都心や一部の地方都市では、高い
不動産の取得価格を説明する手段として、利用
単価の高いサービスアパートメントやユニット
を増やすことで収益アップが狙えるカプセル
ホテルなどを開発する事例がみられます。


無論、こうした業態自体を否定する気はありませ

ん。インバウンド需要が増加するなかにあっては

まさに時流に合った投資対象といえるでしょう。



しかし指摘したいことは、キャッシュフローを
絞りだすために、あるいは高い投資簿価を説明
するために無理矢理そうしたアイデアをひねり出
しているのであれば、それは黄色信号ということ
です。そうしたアセットは、相場が一旦下落に
転じると運用力に乏しいオペレーターほどキャッ
シュフローが急速に低下します。


賃料固定型のマスターリース契約でも、オペレー

ター破綻してしまえば同じことです。同様に、

鑑定会社がマーケットの現状を鑑みて高い価格を

出してくれたとしても、それに依存しすぎるのは

良くないでしょう。



今後の不動産マーケットを占ううえで、いまもっ
とも注目している点はJ-REITの動向です。

東証REIT指数は2000ポイントを直近の高値と

してジリジリと下落しています。REITは最後

の買い手ともいえます。



いざというときの備えのために、プレーヤーは
単にREITへの出口を後ろ盾とするだけでは
なく、開発であれば竣工後の市況次第で自社保有
に切り替えるなど、柔軟な投資シナリオを用意
しておくことが望ましいといえます。


投資はチキンレースではありません。そのことを

私たちは十分肝に銘じておくべきでしょう。


(次回に続く)


不動産投資において新しいアイデアを出すのは

悪いことではありませんが、オペレーションの

巧拙が影響するものになると、不動産投資という

より通常のビジネスに投資するような感覚になり

ます。



ホテルであれ、有料老人ホームであれ、オペレー
ターの頑張り次第ということですと、その
オペレーターを見極める力が問われます。


地方の物件においてもこうしたアセットが

増えているので、高い利回りを求める不動産

投資家には以前よりさらに幅広い知識が要求

されております。



次回に続けます。
お楽しみに。


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