怖かった―。彼女は怖くて眠れなかったらしいww
バレエ団に所属し、「白鳥の湖」の主演に選ばれた女性がその役に呑まれて苦悩する公演初日までの日々を描いた物語。ナタリー・ポートマン主演。
人間の汚い部分や臆病な部分が、自分の得た地位を守りたいという欲望を通してうまく描写されていた。
主人公は自分を追い詰めるあまり、精神的にもおかしくなっていった。いろんな要素があって極端になっていた部分はあると思うが、彼女をそういう方向に持っていったのは、地位に対する執着心から派生していたものだと思う。
何人ものダンサーの中から選ばれたということを考えても、女性社会の中から選ばれたことを考えても、プレッシャーは相当なものだったんだと思う。ああいう場合、自分に自信をもって練習や演技に取り組むことが何より大切なことが反面教師的にわかった。彼女はすごく周りを気にしていた。それは自分に自信がなかったから。もっと言うと、演技の中に自分のこなせない課題があったから。だから、その課題の部分をうまくこなしているほかのダンサーを気にしてしまい、自分の役がとられてしまうのではないかと、そのダンサーたちが怖くなってしまう。そして、自分はどこができているのか、魅力は何なのかさえ見失ってしまっていた気がした。
自分がなぜ選ばれたのか、どこができてどこができないのか、できいないところをできるようにするためには何が必要なのか、そういうことを冷静に考えられる状態ではなかった。
まあこの場合はセンスによるところも大きいからなー。
難しい部分はあると思う。
天才はいるもんなーーーーー
