以前も未婚の子供がいる世帯について述べたことがあったと思いますが、具体的にいる場合現状で一世帯当たりどれだけの子供が平均的にいるかまで計算していなかったような気がしたので知っている方がいいような気がします。そこで計算してみることにしました。

 まず18歳未満の未婚の子どもがいる世帯数は、983万5千世帯のようです。

 更に18歳未満の子どもの数は、17,751千人となっているようです。

 子供の数についてと世帯数とで子供が未婚であるかどうかの問題があるわけですが、最近の傾向として晩婚化の影響があることからそれほど影響が大きくないものとして仮に計算してみることにします。

 そうすると、

   1世帯当たりの子供の数=約1.805人/世帯

となります。

 このことから、思った以上に子供のいる世帯の場合子供がいることが分かります。要するに、経済の正常化が達成されればもしかすると独身の人や子供がいない世帯でも子供が持てる方向に進むと、全体としての少子化問題もある程度改善していくかもしれません。

 以前も述べたことがありますが、安倍元総理がSNSで残した言葉に「出生率を上げるための対策はむろん大事だが、それと同様にだいじなのは、未曾有の少子社会が到来することを前提として、それでも日本人が活力と豊かさを失わない道はどこにあるかを考えることだ。」ということです。