社会保障をいい形にするとなるとどうしても部分的というか各領域においての変革にとらえがちになりやすいかもしれません。しかし、社会保障の対象になっている人々からすれば結局一生に渡ってどのような保険料を払ってどのような形で受け取るかに関心があるかと思われます。どのような仕組みがいいか大雑把な形でのその仕組みができればそれが長期にわたって維持される形になれば十分なのかもしれません。
ここでどのようなやり方があるかについてですが、どうしても現時点においての保険料と提供される保険ならある程度分かるわけですが、人々にとっては一生に渡ってどうなるかが重要と言っていいかと思われます。
そこで現時点でのあり方を基準にして仮に表現としてこれからインフレ時代であることを考慮に入れるなら名目の数値でなく実質の数値として表現しなおしてみるのもいいのかもしれません。実質であれば場合によってはインフレによる変化を無視できるわけですから将来の表現としては表しやすくなるかもしれないということです。
いろいろな社会保障がありますが、現時点でのどれだけ必要なものからどれだけ提供していくことが可能になるかどうかを見たうえで実質的に見てどの程度なら適度な状態と言えるかを見れば少なくともインフレを除いた状態として将来のあり方を予測するなら現在の仕組みから最低限どの程度の者なら人々にとって受け入れやすいものかを見積もりやすくなるような気がします。
年金にしても医療にしても介護にしても他にもありますが、データはそろっているはずですから対象になる人々の人口の変化からどの程度現在の制度なら必要かはわかっているかと思われますから、経済情勢にもよりますが現状維持ではなくある程度人口変動を考慮に入れるとある程度の年数までは見積もれるはずです。そこでインフレを考慮に入れて対象の人数の変化を取り入れれば、どのレベルなら現実的に維持できる状態に持っていけるか大雑把にわかってくるかもしれません。人々のイメージとしてどの程度が適当かそれが導き出せれば判断できるような形になるかもしれません。基本的な制度をほとんど変えなくても微妙な調整のみで済むかもしれません。