どうしてもグローバル化以前の発想で考えがちなのは私に限らず誰しも同じかもしれません。そこでその以前の仕組みについて見つめ直してみることにします。

 その当時は、経済的にも国・地域単位を出発点として考えればよかったことは事実かと思います。それを出発点とするならば、法律的にも経済的にも国・地域を基にして枠組みを考えればよかったことは事実かと思います。つまり、国・地域でうまくいく一番いい環境だったということです。それをもとにしているから国連においても常任理事国を中心にすれば秩序を形成しやすかったと言えるような気がします。

 これを基にしてこれから、グローバル化以降においてどうなのかですが経済的には国・地域の範囲を超える場合が増えてきていることは確かだと思います。つまり、以前の理論であれば、海外要素というのは一次補正的な要素としての導入で済んでいたのは確かだと思います。

 そこで参考ですが、日本の例として国内でも先日多摩川格差において人の移動範囲の拡大で今まで通用していたやり方ではもしかすると問題が生じてきているかもしれないという感じです。いわゆるマクロ的解析方法でよく使われているやり方です。

 国際的にも国内的にも何となくうまくいかない面をはらんできていることは確かなようです。

 一つの方法として人の移動の範囲を把握してそれに合わせた仕組みに変えてしまうやり方です。但し国内的には単純に地理的にやろうとしたようですが、道州制導入で失敗したようです。では最近の状況を考えるとデジタル化の技術を考えると昔のようなアナログ的なやり方をしなくてもいい可能性はあるかもしれないということです。どういうことかというともしシステム上の形が同じであれば形式上つなぎたいところについて集めることができるかもしれないということです。現在デジタル庁が進めようとしているのを真剣に検討すれば新しくアナログ的なものを新たに作らずにできるかもしれないということです。つまり、形式的には組織としての集まりをデジタル的には作り出せるかもしれないということです。

 このことは国際的にも可能性があるかもしれません。今までは何か仕組みを作るとなると従来あったものを一部でも取り壊して編成し直す必要があったかもしれませんが、ネットでつなぎやすいところを結び付けて問題が起こりにくい体制を整えることが可能かもしれません。