

2012.3.4撮影 大田原市
栃木県大田原市内の公園に静態保存されているC11275を見てきた。
以前取材してからかなり時間を開けてしまい、久しぶりの対面だったが、そのコンディションを見て愕然とした。
栃木県大田原市内の公園に静態保存されているC11275を見てきた。
以前取材してからかなり時間を開けてしまい、久しぶりの対面だったが、そのコンディションを見て愕然とした。
ボロボロになっている。。。
最初に見に来たころの状態に戻っている。
非常に残念な状態である。
非常に残念な状態である。
このC11275については菊池写真館で、栃木県内の静態保存機として以前から紹介してきた。
最初に取材したのは2000年11月。当時は下記URLでご紹介の通り赤錆だらけの状態で、いまにも崩れそうな雰囲気だった。
http://kikuchi.mook.to/SL/tochigi/C11275/index.htm
最初に取材したのは2000年11月。当時は下記URLでご紹介の通り赤錆だらけの状態で、いまにも崩れそうな雰囲気だった。
http://kikuchi.mook.to/SL/tochigi/C11275/index.htm
当時の大田原市はこのSLが置かれている交通公園そのものの廃止撤去を打ち出し、SLも撤去の方針だった。
それに対し、地元の西原自治会が保存を訴え、これに那須清峰高校機械科の生徒が賛同。2001年から二カ年計画で、車体の古い塗装を落とし、塗り直しなどの補修作業に取り組んでいた。
その結果、最初に見た頃にくらべ見た目は見違えるように綺麗に再塗装された。脱落していた前照灯をつけ、運転台の窓枠も付けられた。日本の各所で老朽化した静態保存のSLが次々と撤去解体される中、奇跡的に解体をまぬがれたSLとして非常に喜ばしく感じた事例だった。地元の高校が保存活動に参加してくれるならもう大丈夫と期待をしていた。
それに対し、地元の西原自治会が保存を訴え、これに那須清峰高校機械科の生徒が賛同。2001年から二カ年計画で、車体の古い塗装を落とし、塗り直しなどの補修作業に取り組んでいた。
その結果、最初に見た頃にくらべ見た目は見違えるように綺麗に再塗装された。脱落していた前照灯をつけ、運転台の窓枠も付けられた。日本の各所で老朽化した静態保存のSLが次々と撤去解体される中、奇跡的に解体をまぬがれたSLとして非常に喜ばしく感じた事例だった。地元の高校が保存活動に参加してくれるならもう大丈夫と期待をしていた。
先日、このC11275の姿をみて、その期待は見事に裏切られた。
状態から見て、ここ何年も全く手を掛けられていない雰囲気である。
車体全体の塗装は劣化して構造そのものの腐食が進んでいる。前扉のハンドルは失われ、扉が開かないようにチェーンが掛けられていた。
清掃もされていない状態で、ごみだらけである。車輪が以前見たときは黒塗りにされていたが、白塗りに塗り替えられていたのは不明。
車体全体の塗装は劣化して構造そのものの腐食が進んでいる。前扉のハンドルは失われ、扉が開かないようにチェーンが掛けられていた。
清掃もされていない状態で、ごみだらけである。車輪が以前見たときは黒塗りにされていたが、白塗りに塗り替えられていたのは不明。
よくテレビなどで地元のものを保存するために、地元の学校の生徒たちに保存・保護活動をやっていることが紹介される。
この那須清峰高校も、補修以降も保存活動をしてくれるのかと期待した。学校だからいいと思ったがそうではなかった。
考えてみれば学校の生徒は毎年変わる。その年に活動をしてくれても来年はその生徒は卒業していないかもしれない。だから生徒自身に期待をかけるより、学校の指導教職員に期待をかけるしかない。でもその教職員も定期的に異動する。学校というのは人がどんどん変わるから、活動は永続性は難しく、「一過性」にならざるを得ないのだろう。おそらく当時の活動を指導した教職員もこの学校にはもう居ないのだろう。
今度、このSLの撤去話が持ち上がったら阻止する術はないかも知れない。
この那須清峰高校も、補修以降も保存活動をしてくれるのかと期待した。学校だからいいと思ったがそうではなかった。
考えてみれば学校の生徒は毎年変わる。その年に活動をしてくれても来年はその生徒は卒業していないかもしれない。だから生徒自身に期待をかけるより、学校の指導教職員に期待をかけるしかない。でもその教職員も定期的に異動する。学校というのは人がどんどん変わるから、活動は永続性は難しく、「一過性」にならざるを得ないのだろう。おそらく当時の活動を指導した教職員もこの学校にはもう居ないのだろう。
今度、このSLの撤去話が持ち上がったら阻止する術はないかも知れない。