
2010.11.3撮影
東京・上野 国立科学博物館に展示されている零式艦上戦闘機21型。
以前からここに展示されていることは知っていたが、ようやく実物を見る機会に恵まれた。
ラバウルの海中から引き上げられた機体とのこと。エンジンカウリングが付いていないが、栄エンジンの展示目的に外してあるらしい。

右舷後方から。。ちなみに手前のジェットエンジンはIHIの国産J3エンジンでこの零戦には関係は無い。
ここから見ると機体のきれいなフォルムがうかがえるが、河口湖の零戦を見ているので、機体が"ボロい”ところは否めない。エンジンカウリングが付いていないので余計、ボロさが目立つように思える。
尾輪や着艦フックは、ただぶら下げているように見える。機体構造的にはもう機体を自立で保てるだけの剛性は無いのだろう。だからワイヤーで天井から機体を吊るすようにして、主脚には荷重をかけないようにしているのだと思う。エンジンも重量物で機体に負担がかかるのだから、展示機体にも対しても良い影響は無いと思う。エンジンを見学者に見せたいのなら機体から下ろして別展示にすればいい。そしてカウリングを戻して、零戦独自のフォルムを再現して欲しいと思う。
ただこの機体は珍品で、2つの機体を使って複座型に改造したものであること。よくこのような珍しい機体を見つけてきたと思う。