先日、

加来匠さん

(レオンさん)のブログで

ちょっと、面白い事が書いてありました。

http://blog.livedoor.jp/takumikeikoyuya/archives/52437535.html


上記のアドレスで、2月18日の「想像以上に厳しいよ!」

のタイトルのブログです。

(あ、加来さんは、このメバリングの開拓者ですね!

ご本人に一応、了解はとりましたw)



内容は、

メバル(特に白メバル等)は、

グループで行動していて、

そのグループを釣りつくしてしまうと

なかなか、他のグループの

メバル達はそのポイントに入って

こないんじゃないか?

っていうことでした。


これは、一概には言えないと

思いますが、

おそらく、

日本で一番長く、

一番沢山、

メバリングでメバルを釣ってきた

加来さんの感想なので、

ある意味正しいのではないでしょうか・・・?


もちろん、

全てのメバルがグループを

作っているわけではないでしょうし、

すぐに、他のメバルが入ってくる

場所もあるでしょう・・・


地域差や、

ブルーと白と赤(メバルのね)

違いもあるようです。


まぁ、

僕は、そこまで

釣りつくしたことが無いので(笑)

わかりませんが、

一つ、同じようなことが

身近なことでありました。


僕がまだ、メバリングをはじめる前の

ことだったらしいのですが、

会社の先輩のMさんや

KINGさんが

横浜のあるポイントが

昔はものすごく良く釣れた

って言っていた話です。


ですが、

毎週のように、

沢山の釣り人が来て

メバルを根こそぎ釣って行き、

(小さいのから大きいのまで・・・)

全てを持って帰っていたそうです。


今、そのポイントに何度か

行きましたが、僕は全然ダメでした。

そう、もう、数年経っているのに

まだ、メバルは戻ってきていないのです。



やはり、

加来さんがおっしゃるように、

こういうことがあるという

典型的なことではないでしょうか・・・?






それと、

こんなこともおっしゃっていました。


通常、

メバルを残すために

必要以上に持ち帰らない。

小さいメバルはリリースする。

など、言われていますが・・・


実は、残すなら

大きいメバルをリリースした方が

産卵もするし、いいのではないか?

ということです。

(正確には、メバルは卵胎生なので産卵では

ありませんがw)

実は、漠然と僕もそう思い始めてました。


メバルは、大きくなるのに

時間がかかる魚だと言われています。

一説には、生殖能力が備わる

20センチ前後になるのに

5~7年かかるとも言われていますよね。


つまり、リリースした、

小さいメバルは

まだ、子供を産む能力もないので、

メバルを増やすには数年かかります。

もしかしたら、その間に死んでしまうかも

しれません。


でも、子供を産む能力のある

ある程度の個体なら、

翌年にはすぐ、また、産むことが

可能なのです。

こちらの方が、はるかに

メバルを残すことにおいては

効率がいいですよね・・・


同じことを

加来さんもおっしゃっていました。



アングラーとしては、

大きいメバルは、

持って帰りたいですがね~~w

なかなか、悩ましいところです・・・



これからは

なるべく大きいやつも

リリースしよう・・・っと


と思い始めた矢先、


その

加来さんのブログのコメント欄で


興味深い報告が・・・



先ほど、

メバルは成長が遅い魚だ


という、定説に対して

一石を投じる内容でした。


宮城での研究結果の話らしいのですが、


10センチのメバルに

マーカーを付けて、

放流をしたらしいのです。


で、

成長や、

行動範囲等

調べたら・・・


1年後に捕獲出来たメバルが

19センチになっていたらしいのです。



これって・・・???



もちろん、

まだまだ、

サンプルも少なくて

これが、正しいとは

言いきれないのでしょうけれど

今後の研究結果が

非常に興味深いですね・・・


因みに下記のURLで、そのことが

書いてあります。


http://ncse.fra.affrc.go.jp/00kenkyu/001topics/060topics_153.html




そう言えば、

メバルが実は

3種いて、別ものだったっていう

研究結果が新聞紙上などで、

発表されてから

まだ、1年もたっていないですよね・・・


身近な魚でありながらも


神秘のベールに包まれた

メバルは、

まだまだ、僕らを

魅了してやみませんね~~