病気は身体を徐々に蝕んでいて、気付けば色んな事が出来なくなった。
毎朝起きた瞬間に、昨日まで動いていた部分が動くか確かめるのが、いつしか日課になっている。
そんな毎日を過ごす中で、もし全身が動かなくなった時、残りの人生を如何に生きていくかを考えるようになった。病の原因が判明されていない今、その日は確実にやってくるだろう。
何にせよ、前向きに生きていきたい。
どうせなら「病気になって良かった」と少しでも感じられるような人生でないと、自分を納得させられないだろう。
懸命に生きろと、今は自分へ言い続けるしかない。
