「物理的もしくは精神的不自由を抱える全ての人が、自らの意志で自由に活動する為のモノ・設備・サービス・考え方を整備する事」
あくまで僕の考えだが、バリアフリーの直訳は「障害を取り除く」とネガティブな印象を受ける。だがMOVE FREEは「自由に動く」と訳され、言葉としては非常にポジティブだ。
障害を取り除きたい理由として、健常者と同様に自由に動きたいという気持ちが含まれるはずなので、本質的な意味合いは大きく違わない。
また今更バリアフリー化を推し進めても、障害を取り除ききれないだろう。
今ある建物の大半が、非バリアフリーだからだ。それら全てをバリアフリー化するには、莫大な手間と費用が発生する。なによりも健常者にとっては不必要なので、どうしても後回しになったり、中途半端になるケースが多い。
現に僕が働いている会社のビルは、バリアフリーという概念が始まる前に建てられたので、段差はあるし、トイレも狭く車椅子は入れない。
かといって、僕の為だけにバリアフリー化の工事をしてもらうのは難しい。
これだけ世間ではバリアフリーが当たり前になっているのに、僕は大阪市内の9割近い建物に入れないのが現実だ。
だからMOVE FREEの(どうすれば自由に動けるか?という)視点で考えた方が早いと思うのだ。
例えば、どんな段差も問題なく超えられる電動車椅子が開発されれば、別にバリアフリーなど気にしなくても良い。
今では立つ事が出来る車椅子が開発され、一般人でも購入できるようになっているので、そんな車椅子が出てくるのも時間の問題だと思っている。
僕にとって、障害があるとかないとかはどうでもよくて、自分の意志で自由に活動できるかどうかが重要である。