踏み込み温床

夏の盛りにナス、トマト、ピーマン、きゅうり、セロリなどを収穫するためには、

まだ寒い2～3月に種を蒔かなければなりません。


ただし露地では寒くて、とても苗は育たないので温かいところ⇒温床で苗を作ります。

そして、温床で育てた苗を5月頃に畑に定植します。



昨年から埼玉県小川町で研修し、そのなかで「踏み込み温床」も学びました。

竹や木で枠を作り、稲わらで厚く囲み、その中に有機物（落ち葉やもみ殻など）と

チッソ分の多い、おから、米ぬか、牛ふん、鶏ふんなどを交互にミルフィーユのように？入れます。

水をたっぷりかけて足で、しっかり一段ずつ踏みつけて行きます。




私の家では4メートル×2メートル、高さ約1メートルの枠を作成。

家にある落ち葉、もみ殻、米ぬか、おからで作ってみました。







友人達の力を借りて…




水もこのようにかけて。




覆いをかけて一週間くらいおきます。

発酵しはじめて温度が上がり、しばらく置くと落ち着いて30度くらいになるはず。

この上に苗の箱やポットを置いて苗を育てて行きます。

昼間は太陽にあて、夜は覆いをかけて、さらに温かく…


野菜の成長と収穫を願いながら。