ターゲット設定の不都合な真実

日常を彩り人生を豊かにする
アート・クラフト講師のための
想いが伝わる教室づくりのサポーター
早川ゆかりです

ターゲット設定の不都合な真実

さて、ターゲット。

「絞らなきゃいけないってコトは
　分かってるけど絞れません…」

ってご相談をね
ホント、よく受けるんです

私たち教室講師が

インスタやブログを使っているのも

未来の生徒さんに

見つけてもらうためになりますが

その未来の生徒さんが誰なのか

が自分で分かってないと、

発信で何をどう魅せていくのか、が

決まらないんですよね。

なんとなく考えてはいるけど

絞り切れない、という先生も多く

先日は
パステルアートの先生から

子育て真っ最中の30代ママ

と
子育て卒業60代女性
で、

「どちらも喜んでくれているので
　どちらかに絞るなんて

　できないんです」

といった相談を受けましたが…

これね

自分がなぜターゲットを
ひとりに絞らなければいけないのか。

そうしないと
どんな不都合が起こってくるのか

これが分かってない状態で
ただ絞れ絞れと言われても

「どちらにも喜ばれてるから
　このままでもいいんじゃないか…」

ってなっちゃうんです。

なので、今回は

「げげ！絞らないとヤバイかも」

と、思っていただく方法を
お伝えしようと思うので

ターゲット絞れてないけど
まあいいか、で流してる先生は

きっと「どき！」とするから
ぜひ最後まで読んでください

「ターゲットはふたりいます
　現にふたりとも
　楽しんでくれてる人だから
　だから絞れないんです」

って思ってる先生は、実は

今、目の前で起こってることだけで
判断しちゃってる
ということに気づいてください

大事なのは「今」ではなく

どんな「未来」にしたいか

で考えることなんです

小さなお教室の先生たちには

「ガツガツしたくない」
「そんなに稼ごうとは思ってない」

と言われる方も多いのだけど

だけど…

だけどよ？

家計からの持ち出し

は困るよね？

だってそれって
マイナスってことですから

ボランティアという崇高な気持ちで
レッスンをされてる先生は
ここで読むのを

やめてもらったほうがいいです

下世話な話をしていってしまうので

でも
「笑顔になってくれたら嬉しい」は
そりゃもちろん大切だけど
「タダ働きがしたいワケじゃない」

って先生は最後まで読んでね

まず思うのは

「ひとを笑顔にしていきたい」
そんな想いで活動するのであれば

先ずは自分が

満たされていることが大切ですよね

自分が擦り切れてる状態で
ひとを笑顔になんてできませんから

だからね、
考えてほしいんです

自分が憂いなく
笑顔で活動していくために

その活動資金は
一体いくら必要なのか、

ということを

例えば

・教室の場所代
・イベント参加費
・そこへ行くための交通費
・自宅教室なら高熱費
↑家賃だってかかってます

・道具代
・材料代
・自分の学びの資金
↑欲しい材料だって本だってある

・準備、裏方作業の時給
↑これ考えてない先生多いです

・ランチ←お付き合い
・洋服←裸で人前には立てません
・美容院←ボサボサもNG
↑化粧品だって身だしなみで必要です

・Wi－Fi、通信料
・携帯、パソコン
・プリンター＆用紙
↑既にあるものだってタダじゃない

・印刷代←チラシも名刺もいるよね
・LINE公式←運用するなら有料
・メルマガ
・Wordpressブログ←開設費用
・アメブロ←広告外し
・canva←プロだとやっぱりイイ

快適に時短してくれるツールや
集客に本気で取り組もうと思うと
いろいろ費用って必要になってきます

そして自分自身も
馬車馬みたいに労働だけじゃ
擦り切れてしまうから

やっぱりご褒美は必要

私は断然『温泉旅行♪』ですが
ダーとぽちぽち週末のお出かけでも♪

美味しいもの食べたり
道の駅で変わった食材買ってみたり

と、
まあ、出かけようと思うと
多少なりとも散財しますよね

そういった
自分が自由に使えるお金も

やっぱり必要

人生を楽しみ
笑顔で満たされた
講師活動をしていくために

さて、

毎月どれだけのお金が必要なのか

せっかくの機会なので
一度細かなトコロまで
書き出してみてください

ひとを笑顔にしたいと言いながら
自分はいつも

時間がない、お金がない
でやりたいことをガマンしてないか

必要な経費を
家計や自分のお小遣いで
埋めてないか

自分の時給をないものにしてないか

必要な経費はいくらで
それを毎月のレッスンで補うには

どんなレッスンに
月に何人来てもらう必要があるのか
考えてみてくださいね

低額の単発講座の場合
どうしても

人数を集める必要がでてくるし

継続していただける本命講座なら
集める人数は少なくても
時間と心とお金の

余裕が作りやすくもなります

自分が心からお勧めしていきたい
本当にやりたい講座はどっちなのか

その講座をやりたい！と喜んでくれる人、
その講座で得られる未来を
必要だと思ってくれる人は誰なのか、を

考えていくと
ターゲットが絞れていくはずです

今、
喜んでくれてる生徒さんがいたとしても

3年後も５年後も
今と変わらない状態を維持できるのか

できたとしても

現状のままで満足できているのか

目指したいゴールから目を背けて
目の前で起きてることだけで
判断してしまうと

そこで成長は止まってしまいます

ターゲット設定を

現状からなんとなくで考えてしまうと

本当に来てほしいお客様から

ズレてることにも気づけないまま
発信も募集もズレてしまう

それじゃズレた未来に

向かっていくだけなので

なぜターゲットを
絞らなきゃいけないのか

それが自分にとって
どんな重要な意味があるのか

絞らないと
どんな不都合が起こってしまうのか

リアルな観点から考えてみてくださいね

今日のちょっと「どき！」とする

リアルな観点からの

ターゲット設定のお話は

実は

「神回です！」
「5回も見ました♪」

そんな感激の感想をいただいた
先日のインスタLIVEのネタでした

お教室先生の教室改善や
集客のヒントになるお話を

毎週月曜朝９時からの

小さな教室の教科書インスタLIVEで

配信してるので
教室を改善したい！という先生は
ぜひ聞きに来てくださいね

ボランティア的な活動は
とても素晴らしいと思っています

時間とお金と気持ちと体力の
余力があるひとならぜひやってほしい

でも、
そのうちのひとつでも足りてないと
満たされた活動は出来ません

ヘタすると
自分を壊してしまうことにも…

なのでやはり
先に活動資金を作ってから
その余力でやってほしいな、と

自分を壊しかけた私は思っています

先ずは
自分が笑顔で活動していくために
活動資金が毎月どれくらいいるのか

それをどこから補っているのか、を
ぜひ書き出してみてね

「あ、やばいかも…」

って気づけたひとから
改善できていきますよ