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債務整理で借金解消

総務省の発表によれば、平成26年9月現在の日本人の総人口は1億2704万人だそうだ。
内訳は0~14歳の人口は1632万3千人。15~64歳の人口は7832万8千人。65歳以上の人口は3248万4千人。データを見てもらえばなんとなく察しはつくだろうが、これはあくまで世間一般的な観点から就労可能予備群、就労可能群、就労不可能群に分けたくくりなのだろう。もう少し細かいデータがあれば人口問題の話にも持って行けたのだが。
そう、あくまで今日のネタは人口の減少問題ではない。

アベノミクスのさらなる強化のため経済対策として海外からの投資や観光客の呼び込みに力を入れることを発表したのは、確か先月のことだったか。最近やたらと活発なカジノ法案も似たようなものだ。国内で足りないなら海外からお金を呼び込もう。極端に言えばそうゆう事だろう。。
お金の話だけではない。最近の労働者不足と外国人労働者の問題だって、根幹は一緒だ。
もう一度言うが、足りない部分を外から補うことは間違ってはいない。
問題は、そのバランスである。

こんな例えをすれば分かり易いだろうか。
家や車など、どうしても欲しいものがあるがそれは自分の月々の収入では到底買えない。大抵の場合はこの時、ローンと言った形で外からお金を借りるだろう。
微妙に的は外れているかもしれないけど、外から足りないものを補うとはそうゆう事だ。
そしてここからが本題のバランスの話だが、例えで言うところのは月の収入と返済額がそれだ。
借金をする時、最初から自分の収入や返済計画をまったく考えないで借りる人はそういないだろう。そう、最初は。
クレジットやローンで買い物をする人の中には、時にそうゆう買い物の仕方を繰り返すことで自分が外からお金を借りているとゆう感覚が薄れ、自分の収入を大きく上回る借金をしてしまう人がいる。俗にいう多重債務に陥る人だ。そしてこれが、バランスが崩れた状態だ。

バランスの崩れた状態とは経済で言うところのバブルや不況であり、労働の話になれば人手の不足や抱えすぎだ。
余分がある分にはまだいい。なぜなら余分はそのまま余力になるからだ。危険なのは足りない状態だ。なにせ余力がない、つまり自分一人で持ち堪える事が難しい状態だからだ。
ここでようやっと最初の足りないものは外から持ってくる、とゆう話になる。
我ながらまったくもってまどろっこしい文の構成だと思う。

別に足りない分を外から補うこと自体はいい。
問題は補う行為に対する長期的な目的が見えない事。
もっとはっきり言おう。日本の内需を結局どうしたいのか全く見えないのだ。

経済のけの字も知らないしがない整備工にしてはいいすぎたかもしれない。
ただ、どんな巨木でも足元をやられれば倒れてしまうのだ。
外にばかり目を向けるのはいいが、それ以上に足元の強化に力を入れないといつかはその自重で自滅してしまう。


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